みんなでカツオのたたきを…
総師長の箱田です。
先日 趣味で相模湾:湘南の沖に魚釣りへ行ってきました。
本命のマグロは釣ることが出来ませんでしたが沢山のカツオを釣ってきました。
一人では食べきれないので職員の皆さんにも食べて頂きました。
今回はカツオについてお話をしたいと思います。
生体 回遊魚のカツオについて
カツオは温帯から熱帯海域の世界中に分布している魚で、暖海性の外洋で回遊しながら小魚などを捕食し生息しています。日本近海では黒潮にのって太平洋側を春に九州南部から北上し、秋に宮城県沖に達し、そこで親潮とぶつかるためUターンしてまた南下するという季節的な回遊をしています。
相模湾:湘南の海でも7月から9月末位まで回遊があり沖に設置されたパヤオ(人工漁礁)の周囲などで釣る事ができる夏の人気ターゲットです。
釣り方には色々ありますが、僕はルアージギングという疑似餌を使用した釣法で楽しんでいます。
栄養素 オメガ3脂肪酸が多く含まれます。
カツオに含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)
DHAは脳の働きを活性化し、EPAは血液をサラサラにする働きがあると言われています。エイコペンサン?どこかで聞いた事がありますね。 そうです、血液サラサラ効果のある成分で病院で処方されているお薬の成分と同じです。 自然界では青魚(マイワシ マグロ サバ)などに多く含まれていています。 マグロもカツオもイワシを捕食して成長していき人間は青魚を食べて栄養素を摂取するという食物連鎖を起こしています。
カツオは毎日イワシを食べても飽きませんが人間はそうはいきませんね。 特に歳を重ねると食事の摂取量全体が衰える事で栄養素の低下につながります。 近年では治療薬やサプリメントとして使用されています。
まぁ美味しいお魚をお薬の成分として考える必要もありませんね。これからは戻りカツオが旬を迎えます。 東京、神奈川は相模湾の他、房総半島、三浦半島沖の水揚げも多く新鮮な状態で食卓に届きます。 お近くの魚屋で見かけた時にはメニューに取り入れてみては如何でしょうか。
~レシピ紹介~ カツオのたたきおすすめタレ(船宿レシピ)
<材料>
- ニンニク・しょうが・長ネギ(お好みの量をみじん切り)
- しょうゆ:大さじ3 酢:大さじ2 ごま油:大さじ:1 砂糖:大さじ1/2 お好みで鷹の爪
<作り方>
鍋に入れて一度煮立せて、冷蔵庫で冷やす
☆たたきのタレだけでなく、竜田揚げのタレとしてもおすすめです。