2017年11月
高齢者食生活サポート事業
管理栄養士の南です。
先日神奈川県栄養士会主催の「高齢者食生活サポート事業 講師養成研修会」に参加してきました。
研修会の趣旨を若干勘違いしておりましたが、地域で行われている食支援について知り、目から鱗でした。
お恥ずかしながら、地域で配食や会食の食事サービス活動をしているボランティア団体があることを初めて知りました。
社会福祉協議会がとりまとめをされているようですが、ホームページで調べてみると、青葉区には配食・食事ボランティアとして6つの団体があるようです。
わたくしごとですが、地域の赤ちゃん会等の活動も担っていらっしゃるそうで、ずいぶんお世話になっておりましたが、何気なく参加していたことを反省した次第です。。。
今回の研修は、このボランティア団体さんへ、衛生管理や献立の考え方、調理実習を含めた一連の講座の講師を養成するものです。
神奈川県栄養士会のホームページに昨年度の活動報告が紹介されておりますので、ご興味がございましたらご覧いただけたらと思います。
https://www.kana-eiyo.or.jp/main/support.php
地域連携、私にとって新たなテーマになりそうな…予感。まずは、皆様が地域で安心して生活できるよう、外来栄養相談等で発信していきたいと思います。
防災訓練
総師長の箱田です
11月17日(金)にたちばな台クリニックでは防災訓練を実施いたしました。 大切な患者様の命を預かる医療機関の火災は決してあってはならない事ではありますが、いつどのような事で発生するかわかりません。
また日常的に用心を行っていても思わぬ天災などが原因で発生する事も想定が必要と言えます。 クリニックでは、毎年消防署指導のもと防災訓練を行う事で有事に備えています。
訓練で大事な事は実際の火災が起きた状況を想定して真剣に取り組む事です。
訓練では出火の捜索、発見から消火活動、連絡、避難誘導、搬送方法等を実践する事と
職員全体で情報を共有し的確な行動が行えるよう実践します。
当日の訓練までに数回の模擬練習を行い問題点の改善を行ってきました。
訓練に向けて委員会の開催、消火方法や行動方法を繰り返し行う工程が
連携のとれた集団行動につながる事も実感できました。
訓練では大きな声で的確に行動を行う事ができていました。
シーツを使用した搬送訓練も行います。看護師だけではなく医療事務や薬剤師、管理栄養士、検査技師など応援に駆け付けた職員も搬送訓練を実施します。
水消火器を使用した消火訓練を実践。
総評として
実際の火災は思った以上に火の手が早く回る事、火の恐怖感が起こる事を指導頂きました。
まずは普段より火災を起こさない事が重要である事と万が一にも火災が発生した時の備えは日常的に点検する。 また訓練には積極的な行動を行って知識・技術を身に付ける事が重要だと思いました。
訓練全体を通して声がよく出ていた事、適格な指示と確認が行え全参加者が一連の訓練を通じて共通認識を持ち高い意識を持って臨んでいた様子が印象的でした
今後も安全な医療をお届けできますよう努力していきます。 !(^^)!
病棟会
こんにちは。クリニック3階病棟です。
病棟では、毎月1回病棟会を開催しています。
病棟会は病棟で勤務する看護師・ヘルパーやクラーク(医療事務)が参加します。
病院内での各委員会、各係からの報告や、業務の中で困っていることなどの
改善点などを皆で話し合います。
職種を越えて皆が意見を出し合える場は、とても有意義な時間です。
よりよい医療・看護を提供できるように、これからも日々精進していきたいと思います。
昭和大学藤が丘病院防災訓練
院長の山嵜です。
11月19日(日)昭和大学藤が丘病院で年に一度の大規模防災訓練が開催されました。
30年以内には必ず発生すると考えられている東京湾直下型の元禄型大震災ですが、今回の訓練は東京湾北部を震源とするM7.3の地震が発生したという想定で行われました。
❶ 災害拠点病院:藤が丘病院、❷ 医療調整班:青葉区区役所、❸ 地域定点診療拠点:奈良小学校
各班に分かれての合同訓練です。
私は昨年は藤が丘病院で被災者を重症度別に分類する「トリアージ」活動を行いましたが、
今年は「青葉区災害医療アドバイザー」として青葉区役所の医療調整班に参加いたしました。
医療調整班というのは藤が丘病院、8つの災害時協力病院(たちばな台病院も含まれています!)、青葉区にある12の診療拠点(小学校や中学校)などと無線で通信を行い、各診療拠点で発生した被災者をどの病院に搬送すればいいかを各病院と調整する重要な部署です。
ここで情報が錯綜すれば現場に大きな混乱が発生してしまいます。
~災害医療アドバイザーの入戸野先生と~
今回の訓練はスムースな連携をとることが出来ましたが、実際には多数の情報が押し寄せてくる可能性があり、まだまだ改善すべき問題点があるかとも感じました。
しかし、日々のこのようなシミュレーション訓練がいざという時にはとても重要だという事を確認させられた一日でした。
” 災害が発生しないことが一番ですが、いざという時のためにぜひ皆さんも日々の備えを! ”
青葉区民祭り&健康フェスティバル♪
院長の山嵜です。
11月3日(金)は青葉区総合庁舎を中心に青葉区民祭りが開催されました。
また、スポーツセンターでは「健康長寿のまち青葉」をテーマに健康フェスティバルが同時開催されました。
私も青葉区医師会から「健康相談」の担当として健康フェスティバルに参加いたしました。
~ことり内科 小島先生と~
当日は晴天にも恵まれ、暑いくらいの天候で本当にたくさんの方に参加して頂きました。
健康相談は事前申し込みの上、抽選で選ばれた方を対象に行いました。
生活習慣病の相談を中心に多岐に渡る内容で、私も一緒に考えながらアドバイスさせて頂きました。
今回の健康フェスティバルをはじめ、青葉区は健康に対する意識がとても高く本当に素晴らしいと思います。
これからも青葉区の健康長寿にお役に立てるよう、活動していきたいと思います。
~青葉区医師会のみなさんと~
健康教室レポート ~子どもの成長について~
第12回 たちばな台健康教室
10月26日(木)週末は、台風21号、22号の影響で天気に振り回される日々でしたが、当日は快晴で迎えることが出来ました。
今回は、「子どもの成長について」をテーマに健康教室初登場、小児科の岸健太郎先生より講義させて頂きました。岸先生は、風邪や胃腸炎など一般的な疾患はもちろんのこと内分泌疾患やアレルギー疾患を専門としています。普段の診療風景のように丁寧で分かりやすく参加者に語りかけていました。
子どもの成長障害には、身長が周りの子より低い、思春期が早く来てしまう、また遅れてしまう等の症状がありこれを見逃さず評価することが大切です。
背が伸びるということは、骨が成長して長くなることです。骨の成長には、骨の材料になるたんぱく質や亜鉛、ビタミンDなどの栄養と、骨の成長を促すホルモンが必要です。
骨の成長に特に大切なのがたんぱく質。魚、肉、卵、豆、乳製品などいろいろなたんぱく質をバランスよくとることが大切です。成長に必要な栄養は、いろんな食品からバランスよくとることが最も大事なことです。
たくさん食べれば食べるほど背が伸びる訳ではなく、過度の摂取は肥満をまねき、背を伸ばす過程で障害を来すことがあるようです。
「寝る子は育つ」と言いますが、成長ホルモンは、夜、眠っているときにたくさん分泌されます。睡眠には、毎日規則正しいまとまった睡眠が必要です。目安は最低7時間以上で毎日偏りのない良質な睡眠が大切と言うことです。
管理栄養士の南さんのレシピ紹介では、たんぱく質、亜鉛、ビタミンDが多く含まれるさんまを使ったトマト煮を紹介してくれました。9月の健康教室で紹介したサラダチキンを使ったアレンジレシピもたんぱく質が豊富な食材ですので、メニューに加えていただけたらうれしいです。院内で配布していますので手に取ってみてください。
男の子用 女の子用