横浜市青葉区 循環器内科 小児科 皮膚科 禁煙外来 睡眠時無呼吸症候群 地域医療を支えるクリニックです

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たちばな台日記 〜スタッフブログ〜

2017年11月

第5回たちばな台BLSコース開催しました

総師長の箱田です。 11月11日(土)クリニックにて第5回たちばな台BLSコースを開催いたしました。

たちばな台クリニックでは職員を対象に日本救急医学会認定BLSコースを開催しています。

 

BLSとは:ベーシックライフサポートと言われる心肺蘇生法です。

 

参加者は看護師だけではなく看護補助者、薬剤師、事務員等を含む全ての職員を対象に行う事で安全な救急医療の意識統一を行っています。

インストラクターの指導のもと胸骨圧迫法(心臓マッサージ)、気道管理(呼吸管理)、AED(電気ショック)について4時間に渡って実践していきます。

 

BLSコースでは分からない事や自信を持てない事などをインストラクターに聞きながら

楽しく実践できる事が特徴です。

始めにデモンストレーションを見て色々と不安になる自分たちが最後には実技テストを受けて自信を持てるまでのスキルを感じ取る事ができます。

今回も本院とクリニックより総勢9名の職員が参加し、皆さん頑張ってBLSライセンスを取得しました。

!(^^)!

行事食♪ ハロウイン

管理栄養士の南です。

引き続きハロウインの内容になりますが…

10月31日ハロウインの日に、入院患者さまへハロウイン献立を提供させていただきました。

ごはんをお化けの形にして、海苔で顔を作成。

メインはかぼちゃハンバーグです。

 

いつもと雰囲気を変え、ワンプレートで盛り付けをしました。

 

次回は、11月23日 勤労感謝の日に「栗ごはんなど…」を予定しております

★ハロウィンイベントを行いました★

医事課岩本です。

10月31日 ハロウィンの日に、クリニックを受診していただいたお子様に

数量限定でシールと消しゴムのプレゼントをご用意致しました。

 

初めての試みで、数も限られていたのでよろこんでいただけるか不安でしたが、

皆さんとてもよろこんでくださり、あっという間に無くなりました。

窓口のカエル君人形は手作り衣装でカボチャと魔女に仮装しました。

カエル君は子供たちに大好評で、カエル君で遊ぶ子供たちに私達も元気を分けてもらえます。

 

院内掲示物を読んでいただく際に、飾り付けも楽しんで頂けるとうれしいです。

 

健康教室 ~会場準備編~

総師長の箱田です。 10月26日(木)に行われた健康教室の一部分をご紹介させて頂きます。

今回のテーマは「子どもの成長について」小児科:岸 健太郎先生です。

 

参加される方は、お母さんと小さなお子様になると思い可愛いらしい工夫を行って準備致しました。

講演が始まる直前にはオムツ交換の場所が無い事に気が付き、「緊急オムツステーション。」を設置して普段の雰囲気と異なった会場が出来上がりました。

 

楽しいキャラクターでお迎え準備。 クリニック美化委員の甲斐さん。お願いしまーす。!

 

キッズスペースも作成 僕が準備しました。 転んでもでも大丈夫です。!(^^)!

 

キッズの反応も上々 甲斐さんありがとうございます。!(^^)!

 

 

今回は子どもにも楽しんで頂けた健康教室になりました。 協力をして頂いた職員の皆様ありがとうございました。

本題の第12回たちばな台クリニック健康教室の模様につきましてはまた後日報告をさせて頂きます。 宜しくお願いします。

ご存知ですか? ボツリヌス療法

はじめまして 看護部 師長の川上です。

 

皆さんはボツリヌス療法をご存知ですか?

 

食中毒で有名なボツリヌス菌が作り出すボツリヌストキシン(ボトックス)という毒素には筋肉の緊張をやわらげる作用があります。このボトックスを有効成分とする薬を注射する治療法、これがボツリヌス療法です。

 

ボツリヌス療法の適応症には瞼や顔の痙攣、痙性斜頸、小児脳性麻痺による尖足、そして「手足の痙縮」があります。

 

当院では手足(上肢・下肢)のこわばり(痙縮)に対してボツリヌス療法を行っています。

 

ボツリヌス療法の効果としては

手足の関節が動かしやすくなり、日常生活動作が行いやすくなる

拘縮(関節が固まってしまう)を予防する

介護の負担が軽くなる 

痙縮による痛みが緩和される

ことなどが期待できます。

 

しかし、このボツリヌス療法で大切なことはリハビリテーションです。こわばっている筋肉にボトックスを注射した後は、毎日継続したリハビリテーションが必要となります。固まっている筋肉をゆっくりと伸ばしますので、患者様にも協力していただかなければなりません。

 

実際に治療前には肩から上肢にかけて強いこわばりがあり肘関節も伸びず、寝衣に袖を通すことも困難であった患者様に対してボツリヌス療法を行いました。ボトックス注射を行い、その後毎日リハビリテーションを継続したところ見違えるように上肢は伸展できるようになりました。ケア中にいつも浮かんでいた患者様の苦痛の表情もやわらぎ、またケアもしやすくなったと現場の全員が効果を実感しました。

 

もちろん効果の少ない方もいらっしゃいます。また注射の効果は3か月程度のため計画的に治療を継続する必要もあります。

 

今後もこのような新しい治療法が増えることで患者様の苦痛が減り、安楽な入院生活を提供できればと思い日々看護を行っています。

 

※ボツリヌス菌そのものを注射するわけではないので、ボツリヌス菌に感染する危険性はありません。

 

 

 

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