『子どものADHD(注意欠如多動症)』子どもの特性を理解し、適切な支援で生活の困難さを軽減しましょう
『子どものADHD(注意欠如多動症)』
今回は児童精神科外来で診療する機会の多い子どものADHDについて解説します。
児童精神科医がADHD特性をもつ子どもの受診を勧めるのは子どもの特性を理解し、適切な支援で生活の困難さを軽減するためです。
ADHDの特性を持つお子さんは、学業や対人関係で以下のような困難を経験することがあります。
不注意: 集中が続かず、忘れ物が多い、指示を最後まで聞けないなど。
多動性: じっと座っていられない、落ち着きがない、過剰に動き回るなど。
衝動性: 順番が待てない、感情のコントロールが難しい、相手の話を遮るなど。
これらの困難さが続くと、自己肯定感が低下したり、不登校や二次障害(不安障害、うつ病など)につながるリスクもあります。

ADHDの治療は、完治を目指すものではありませんが、特性を緩和し、お子さんが生活しやすくなることを目的としています。特性が日常生活に困難をもたらす場合、早期に専門医を受診することが重要です。
2026.1.1 たちばな台クリニック小児科 秋谷 進





