研修報告 栄養管理セミナー
魅力ある食支援のための食習慣アセスメント(BDHQ)の活用
管理栄養士の南です。前回のブログ更新から時間が経過してしまいました。。。
前回は日本静脈経腸栄養学会に参加したことをご報告させていただきましたが、その翌日、上記研修会に参加してきました。
講師は東京大学教授の佐々木 敏先生です。佐々木先生は、私たち管理栄養士のバイブル
「日本人の食事摂取基準」策定に関わっていらっしゃいます。
現在食事摂取基準は2015年版にて運用されており、5年に一度更新されますので、来年はまた新しい基準が発表になる予定です。(日々、勉強…!!)
さて、今回の研修はタイトルの通り、食習慣アセスメントに関する内容でした。
日ごろ栄養相談をさせていただく際には、生活状況や食生活についてお聞かせいただいておりますが、お聞きした内容をもとに、行動計画を考えていきます。その流れをアセスメントと称しております。正しいアセスメントを行うことが、適切な行動計画を作ることにつながるため非常に重要なのです。
BDHQとはそのアセスメントに使用するためのツールであり、15分程で回答できる質問票から構成されています。
当院では現在、私が自分で作成したアナログなアセスメントシートを使用しておりますが、試行錯誤しながら何度か更新し今に至っています。
BDHQに関する研修会は、実は今回2回目の参加です。前回初めて参加した際は、目から鱗の連続で、インプットすることで精一杯でしたが、今回はそれと比べると少し内容を整理できたような気がします。どんな素晴らしいツールも使いこなせてこそ意義があります。繰り返し学び、自信がついたら導入等も相談していきたいと考えていますので、院長その際はよろしくお願いいたします。
佐々木先生著書の「栄養データはこう読む」を読んでおりましたが、
最新刊「データ栄養学のすすめ」の当日販売会&サイン会がありましたのではりきって購入しました!
ブログ掲載の許可もいただきましたので載せさせていただきます。
進捗状況としては買って満足!の状態ですが、ぼちぼち読み進めていきたいと思います。