2020年01月
雇用時健診に関するご案内
管理栄養士の南です。
雇用時健診のお問い合わせが増えてまいりましたので、ご案内させていただきます。
ホームページに掲載している内容と一部異なりますのでこちらをご確認下さい。
*ご予約からご受診の流れ*
①お電話または直接ご来院でのご予約をお願いします。
※内容確認が必要なためインターネットでのご予約はできません。
②健診項目をファックスまたは直接ご来院いただき書面で確認させていただきます。
③健診当日は朝食を摂らずに来院下さい。(血液、尿検査のある方)
※結果につきましては1週間後以降からのお渡しとなります。
(年末年始や大型連休時はもう少しお時間がかかることもございます)
※健診内容によっては結果を当日お渡しできるものもあります。
※混雑する時期もございますのでお時間にゆとりを持ってご予約下さい。
<ホームページに掲載しております健診内容に一部漏れがございます>
一般的な雇用時健診内容は以下の通りとなります。
①既往歴及び業務歴の調査
②自覚症状及び他覚症状の有無の検査
③身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
※聴力につきましてはオージオ検査または会話法のご指定をお願いします。
④胸部X線検査
⑤血圧の測定
⑥貧血検査(赤血球数、血色素量、ヘマトクリット値)
⑦肝機能検査(GOT、GPT、γ―GTP)
⑧血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪)
⑨血糖検査(指定の無い場合は空腹時血糖値を測定します)
⑩尿検査(尿糖、尿蛋白)
⑪心電図検査
※ホームページ上では心電図検査が漏れておりますが実施可能です。
健康教室「サプリメント」について
10月31日に第35回たちばな台健康教室を開催致しました。
今回のテーマは
「知っておきたい! サプリメントのすべて」
今は空前のサプリメントブームです。
こんなにたくさんのサプリメント、私たちは何を選んだらいいのでしょうか?
アメリカではサプリメントは以下のように定義されています
「従来の食品・医薬品とは異なるカテゴリーの食品で、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、
ハーブ等の成分を含み、通常の食品と紛らわしくない形状(錠剤やカプセル等)のもの」
このサプリメントは食品、つまり健康食品の一部と考えることが出来ます。
【健康食品の分類】
健康食品は以下の二つに分類されます。
❶ 国が機能の表示を許可しているもの:保健機能食品
⑴ 特定保健用食品:トクホ
保健用途の表示許可を受ける為に有効性・安全性の科学的根拠を示し、個別製品毎に国の厳しい
審査・評価を受けた食品
⑵ 機能性表示食品
事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。販売前に安全性及び
機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られたもの
⑶ 栄養機能食品
栄養機能食品とは、特定の栄養成分の補給のために利用される食品で、栄養成分の機能を表示す
るもの。
❷ 機能の表示が許可されていないもの:いわゆる健康食品
保健機能食品は商品に記載がありますので、栄養食品を選ぶ際には国が機能の表示を許可している保健機能食品なのか、それとも無認可のいわゆる健康食品なのかをまず認識することが大切かも知れません。
【ビタミンのサプリメント】
圧倒的に店頭に並んでいる種類が多いのがビタミンのサプリメントです。
ビタミンA , B, C, D, E, Kなどたくさんの種類がありますが、この中でも特にマルチビタミンのサプリメントは皆さんも一度は手にしたことがあるのではないでしょうか。
しかし、今のところマルチビタミンのサプリメント摂取で疾患が予防できた、改善したという大規模データは存在しません。
現代の生活では通常の食事を摂取している限りビタミンが不足するという事はあまりないでしょう。
ただし、激しいスポーツをする方などではエネルギーを産生するためにビタミンB1が通常より必要かもしれません。また食事摂取量が少ない骨粗鬆症の方ではビタミンD、末梢の冷感が強い冷え性の方ではビタミンEのサプリメントが有効かもしれません。自分に不足しているビタミン、必要としているビタミンがあり、食事での摂取が不足している時には必要な分だけ補う、これがビタミンのサプリメントのポイントとなるでしょう。
【プロテイン】
巷ではプロテイン商品の売り上げがうなぎのぼりです。
若い女性から、高齢の方まで、老若男女プロテインを摂取しています。
その目的はダイエット、トレーニングによる筋力アップの補助、サルコペニア予防など様々です。
たんぱく質の推奨摂取量は
活動の少ない方「1g/kg/日」、活動量の多い方「1.5g/kg/日」とされています。
では体重50kgの方が必要なたんぱく質75gを卵で摂取すると何個分になるでしょうか?
実は卵12個分になります。 卵12個はなかなか食べられませんね。
ちなみに牛乳では2.2Lです。
このように必要なたんぱく質を食品から摂取しようとすると、脂肪分も多量に摂取することになります。
その点プロテインはたんぱく質に対して脂肪がかなり抑えられていますので、効率よくたんぱく質を摂取することが出来るわけです(例:たんぱく質26g、脂肪1.7g、炭水化物2.7g)。
プロテイン摂取のタイミングも大切です。以下のタイミングを参考に不足分を上手に摂取して下さい。
❶ 運動後30分以内
❷ 就寝前
❸ 補食として
次のブログでは皆様からご質問の多かった「EPA」や「グルコサミン」について述べていきます。
お楽しみに。
アブレーション関連秋季大会
院長の山嵜です。
11月7日より石川県で開催されましたアブレーション関連秋季大会に参加してきました。
下が今回私の発表したポスターになります(画像が荒くて申し訳ございません)。
通電条件の違いによるablation lesion形成の違いに興味を持って頂けたのか、たくさんのご質問を頂きました。有難うございました。
今回臨床工学技士の山田君も一緒に参加しました。
oral sessionで素晴らしい発表をしていました。お疲れ様でした。
1例1例を大切に、たちばな台クリニック・病院から情報を発信できるように日々精進していきたいと思いますので皆様これからもよろしくお願いいたします。
【おまけ】
せっかく石川県まで来たので、帰りに母校の富山大学医学部に寄ってきました。
こちらは私が大学時代のほとんどを過ごした大学の体育館です。
20年経ちますが変わっていませんでした。懐かしい。
カテーテルアブレーション地域連携の会でお話しをさせて頂きました
院長の山嵜です。
10月18日にいつも患者様を御紹介頂いている先生方をお招きし青葉台フォーラムで講演会を開催させて頂きました。
「AFトータルケアセミナー」というタイトルで今年で2回目の開催になります。
今回は当院で実際に行っている心房細動アブレーションの手技について先生方にお話をさせて頂きました。
当院では再発率を少なくするために電位指標によるpoint-by-pointの前庭部肺静脈隔離術(PVAI)に、さらに解剖学的な拡大肺静脈隔離術(EEPVI)を併用しています。
この方法を用いる事により、万が一re-connectionが発生しても容易に心房細動することを予防することが出来ると考えています。
実際に当院での発作性心房細動の1年後非再発率は9割をこえる結果を得ることが出来ております。
患者様にとっては大きな決意をもって望むアブレーション治療です。
1回の治療で最良の結果が得られるように努める事が私たちの義務だと考えています。
特定健診お早目に!
管理栄養士の南です。
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
お正月明けの今週は、栄養指導の際にお正月のお話をさせていただく機会も多くあります。
私はお正月に夫の祖母の百寿のお祝いをしました。(1月7日でめでたく100歳!)
ひ孫10人と撮った写真をみて、いのちの繋がりについて改めて感じた年明けになりました。
さて、年が明けると少しずつ新年度に向けて動きがでてきます。
当院でも新年度に向けての雇い入れ健診のご予約が増えてまいりました。
横浜市で実施しております特定健康診査の受診期限は3月末となっております。
例年、3月は大変混み合い、心苦しくもご予約をお断りさせていただくこともございます。
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今年度の特定健診をまだ受けていない方へ、横浜市よりこちらのはがきが郵送されている
そうです。(画像は横浜市ホームページより)
現在国を挙げて特定健診の受診率向上に取り組んでおります。
費用は無料となっておりますので年に一度ご受診下さい。
当院では現在健診枠にゆとりがございますので、今年の健診をまだお受けでない方は2020年の
スタートにご自身の健康状態について確認されてみてはいかがでしょうか?
健診は、ご予約制で実施しています。
電話:045-961-7835 または 受付窓口 までお気軽にお問い合わせください。
※受診券は昨年5月下旬頃にご自宅へ郵送されています。紛失された場合は再発行可能です
のでお住まいの区へお問い合わせ下さい。
あけましておめでとうございます
院長の山嵜です。
新年あけましておめでとうございます。
皆様年末年始はいかがおすごしになられましたでしょうか?
私は多くの区間新記録が達成された箱根駅伝にくぎ付けのお正月でした。
最後は青学が大会新記録で優勝しましたが、全てのランナーが本当に素晴らしい大会でした。
さて、当院は1月4日より診療を開始致しました。
受付はお正月飾りで皆様をお迎えしております。
鏡餅と門松はかかせません(健康教室のお知らせもかかしません(笑))
スタッフのお父様が今年の干支の子(ねずみ)の置物を作ってくれました
今年も皆様に信頼されるクリニックを目指してスタッフ一同日々精進していきたいと思います。
今年も宜しくお願い申し上げます。