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たちばな台日記 〜スタッフブログ〜

昭和大学藤が丘病院防災訓練に参加してきました

院長の山嵜です。

今年の夏は異常な暑さでした。

ようやく涼しく過ごしやすい季節になって参りましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

先月は防災の日がある9月という事もあり健康教室では「災害時、いざという時どうしますか

?」というテーマでお話をさせて頂きました。

私は青葉区医師会で災害時検討委員会の担当を務めさせて頂いております。

毎月青葉区に震災が発生した時どのような対応を取っていくべきか、様々な議題に対して多職種で会議を開いております。

医師会、薬剤師会、歯科医師会、柔道整復師会、行政、看護師、メディア、無線連絡会、日体大から代表者が参加しての会議です。

災害に対してここまで多職種での連携が取れているのは横浜市でも青葉区だけだと思います。

 

災害発生時のシミュレーション訓練と言えば「防災訓練」ですね。

皆様の自治体でも定期的に防災訓練が開催されていることと思います。

 

今回1021日に昭和大学藤が丘病院で大規模な防災訓練が開催されました。

震度6強の直下型地震を想定しての訓練です。

病院に訪れた被災者を重症度により選別治療する「トリアージ」訓練、また院内の患者様を移動させる移送訓練、区役所内に立ち上げた医療調整本部との無線通信訓練など、多くの訓練を同時進行致しました。

病院は院内スタッフの参加者がとても多く、マンパワーにあふれており非常に感動致しました。

また、医師会から参加された先生方もトリアージや診療に携わり素晴らしい地域連携を見ることが出来ました。

 

東日本大震災が発生した時に、石巻赤十字病院が素晴らしい対応が出来たのも、偶然か発災前日に防災訓練が開催されていたとの話を聞いたことがあります。

いつ起こるかわからない災害に対して、全員が十分な想像力を働かせ準備をする、簡単なようで非常に難しい事だと思います。

 

たちばな台病院も災害時協力病院に指定されており、災害時には被災者の方の受け入れを行います。

私たちも災害時に地域の皆様の力になれるよう、病院をあげて災害時に取り組む姿勢をもう一度確認する必要があると改めて感じた防災訓練でした。

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