日本不整脈心電学会学術大会で発表をしてきました
院長の山嵜です。
本来であれば福岡で開催予定だった日本不整脈心電学会学術大会が7月1日よりWebで開催されました。
今回はいつも一緒にアブレーションを行っている臨床工学技士の山田君と二人で学会発表をしてきました。
山田君の発表はベストアブストラクトセッションで優秀賞に選ばれました。おめでとう!!!
私はアブレーション時に用いる対極板の貼付位置によるアブレーションの通電効果に関する対外実験の報告をしました。
水槽を用いた実験では通電方向に対極板を配置させることでより深い焼灼部位を得ることが出来ました。
このことは通常背中側に貼付する対極板を胸部に貼付することで、心臓の前壁側の通電を行う際にエネルギー効率が上昇し、良好な通電効果が得られ、より再発の少ないアブレーションを行うことが出来る可能性があると考えています。
これからも小さな疑問を逃さず、よりよい診療をお届けできるよう日々精進していきたいと思います。