Diabetes Online Conference
院長の山嵜です。
今日は名古屋大学から坂東先生をお招きして
「糖尿病合併症としての心不全~最新ガイドラインを日常臨床に生かす~」
というテーマで講演を頂きました。
疑わしい方も含めると2000万人いると言われている糖尿病と、高齢化にともないパンデミックとなっている心不全、どちらも臨床で欠かす事の出来ない疾患です。
糖尿病治療を適切に行うことは心血管疾患の発症抑制に繋がります。
最近では血糖降下薬であるSGLT2阻害薬が心機能の保たれたHFpEFに有効であるという報告が出されました。
糖尿病薬と心不全薬の二つの顔を持つSGLT2阻害薬は実臨床においてこれからさらに広く使用される薬剤となるでしょう。
さらなるエビデンスが確立されることが楽しみです。