昭和大学藤が丘病院防災訓練
院長の山嵜です。
11月19日(日)昭和大学藤が丘病院で年に一度の大規模防災訓練が開催されました。
30年以内には必ず発生すると考えられている東京湾直下型の元禄型大震災ですが、今回の訓練は東京湾北部を震源とするM7.3の地震が発生したという想定で行われました。
❶ 災害拠点病院:藤が丘病院、❷ 医療調整班:青葉区区役所、❸ 地域定点診療拠点:奈良小学校
各班に分かれての合同訓練です。
私は昨年は藤が丘病院で被災者を重症度別に分類する「トリアージ」活動を行いましたが、
今年は「青葉区災害医療アドバイザー」として青葉区役所の医療調整班に参加いたしました。
医療調整班というのは藤が丘病院、8つの災害時協力病院(たちばな台病院も含まれています!)、青葉区にある12の診療拠点(小学校や中学校)などと無線で通信を行い、各診療拠点で発生した被災者をどの病院に搬送すればいいかを各病院と調整する重要な部署です。
ここで情報が錯綜すれば現場に大きな混乱が発生してしまいます。
~災害医療アドバイザーの入戸野先生と~
今回の訓練はスムースな連携をとることが出来ましたが、実際には多数の情報が押し寄せてくる可能性があり、まだまだ改善すべき問題点があるかとも感じました。
しかし、日々のこのようなシミュレーション訓練がいざという時にはとても重要だという事を確認させられた一日でした。
” 災害が発生しないことが一番ですが、いざという時のためにぜひ皆さんも日々の備えを! ”