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たちばな台日記 〜スタッフブログ〜

2020年07月

食べられなくなったらどうしますか?

管理栄養士の南です。

すっかりご無沙汰しておりますが元気にしています。笑

 

 

新型コロナウイルスにより、日常が一変してしまいました。

当院でも受付での検温や、透明シート、電話診療などの感染対策のほか毎月かかさず開催していた健康教室の実施見合わせなど大きな変化がありました。

 

日本在宅医療連合学会の学術集会もコロナウイルス対策としてweb開催となりました。

もともと名古屋での開催予定でしたので、参加するか迷っていましたがweb開催となり参加出来るはず…でしたが、なんと申し込みをすっかり忘れてしまい気づいた時には締め切り後でした。。。

ということで、かろうじて申し込みできた市民公開講座を聴講致しました。

 

日本在宅医療連合学会学術集会HPより

 

 

在宅医療に携わりたいと思って数年、取得した認定資格も更新時期になったのにいまだ実現できていません。外来通院から在宅医療までを継続して携わっていきたいのですが、現在は外来通院が難しくなるとそこで支援終了となってしまっているので残念です。

 

さて、今回の市民講座は

 

人生の最終段階を考える ― 食べられなくなったら、どうしますか?―

というテーマで開催されました。

 

私は管理栄養士ですので

 

「食べられなくなったらどうしますか?」

日頃から患者さまとのお話の中で度々登場する言葉なのですが…

 

今回web聴講中にアンケートがありました。

 

 Q 食べられなくなったらどんな栄養管理を望みますか?

 

会場の回答は以下のとおりでした。

 

① 経鼻胃管(鼻からチューブをいれ水分・栄養管理を行う) 14名(4.9%)

② 胃ろう(胃に直接チューブを挿入し水分・栄養管理を行う)41名(14.3%)

③ 末梢静脈栄養(末梢の血管からの点滴栄養)       15名(5.2%)

④ 中心静脈栄養(鎖骨下などの血管から点滴栄養。高カロリー投与可能)9名(3.1%)

⑤ いずれも不要                     113名(39.4%)

⑥ 質問自体が不適切                   95名(33.1%)

 

皆様はどうお考えでしょうか?

 

考える上でまず医学的判定をもとにすることが重要です。

例えばがん末期かつ老衰の終段階においては人工栄養の利点はほとんどなく、⑤を選択することは緩和ケアの観点から気道内分泌(痰)などの減少で吸引の苦痛や、気道閉塞のリスク減少が期待できることが考えられます。

一方、交通事故によるけがなどで経口摂取は難しいものの全身状態良好な場合は②を選択し栄養管理を行うことでその後の回復の利点になることが期待できます。

つまり状況により選択の視点が異なります

 

また1人ひとりの価値観を大切にすることも重要です。

そのためには元気なうちから人生の最期をどのように迎えるのかご家族や医療スタッフと

話し合いを重ねていくことが大切です。

 

「人生会議」という愛称もつきましたが、医療が進歩した現在、「人生の充実」を軸とした食支援ができるようチーム医療の一員として貢献できたらと思います。

 

安全に食べるための食支援(KTバランスチャート)

管理栄養士の南です。

前回に引き続き小山珠美先生の研修会のお話です。

 

今回はKTバランスチャートについてご紹介させていただきます。

 

KTバランスチャート

看護師の小山珠美先生が長年の実臨床で養った、食べる支援に必要な要素を専門家でなくても評価でき、ケアに生かせるように開発されたツールです。

 

「食べたい」と願っている方にどのようにケアしたら「食べる力が改善していくのか」という視点に立って作られました。

 

①食べる意欲

②全身状態

③呼吸状態

④口腔状態

⑤認知機能

⑥咀嚼・送り込み

⑦嚥下

⑧姿勢・耐久性

⑨食事動作

⑩活動

⑪摂食状況レベル

⑫食物形態

⑬栄養

 

の13項目をそれぞれ1~5点で評価しレーダーチャートにして「強み」「弱み」を可視化することでわかりやすくすることができます。

 

ホームページ上から詳細が閲覧できますので、ぜひ「KTバランスチャート」を一度検索

してみて下さい。

 

 

私が初めてKTバランスチャートを学んだのは、まだ当院に入院病床がある頃でした。

咀嚼嚥下機能に障害のある患者様も多くいらっしゃいましたが、当院には言語聴覚士がおらず、またVF(嚥下造影検査)やVE(嚥下内視鏡検査)などの設備もありませんでしたので、安全な食事の提供について悩むことも多くありました。

 

KTバランスチャートを知って、まずは自分が習得し院内に広めていこう!と思った矢先の入院病棟閉鎖でした…。

 

 

現在、担当している患者様にKTバランスチャートが必要と思われる患者様はいらっしゃらないので、実臨床での出番はないのですが、必要な時期が来たら使いこなせるよう準備をしておきたいと思います。

 

 

最近、患者様とのお話の中で「終活」という言葉も度々聞かれるようになりました。

人は誰でもいつか食べることが難しくなります。

 

もちろん「食べる」ためにできる支援もたくさんありますが、「お食い締め」という言葉も登場し、「栄養の選択」についてのお話もさせていただいております。

 

人生の最期まで寄り添える管理栄養士になれるよう包括的視点から食支援を行うことが私の目標です。

 

以上研修報告でした。

今月は研修月間!しかも、摂食嚥下に関する内容が続きます。時代の流れに遅れない様学んでいきたいと思います。

安全に食べるための食事介助技術

管理栄養士の南です。

 

NPO法人 口から食べる幸せを守る会 理事長
看護師  小山珠美先生の研修会に久々に参加してきました。

 

神奈川県栄養士会主催の研修会でしたが、
なんとお隣の管理栄養士さんが「南さん」でした。

偶然の出会いに運命感じてしまいました★ 

 

研修の冒頭、死因についてのお話がありました。
現在日本人の死因の第3位は老衰です。

 

厚生労働省 平成30年人口動態統計月報年計より引用

 

老衰とは心身が複合的に衰弱することですが、死亡診断書記入マニュアルでは
「高齢者でほかに記載すべき死亡原因のない、いわゆる自然死」と定義されています。
高齢になると複数の疾患を抱えていることも多く、その判断は難しいそうです。

 

しかし共通する点として、人生の最期は食べることができなくなります
全身の慢性的な炎症により細胞の数が減少し、臓器の機能が低下します。
消化管の機能も低下するため、食事を摂っても吸収することが難しくなり身体は
痩せていきます。最終的には食事を受けつけなくなります。

 

摂食嚥下機能の低下40歳代から始まるといわれています。
個人差も多くあるため、違和感を感じ始めたらお早めにご相談下さい。

 

当院では摂食嚥下リハビリテーション学会分類2013を用いて摂食嚥下機能低下に対する栄養指導
を実施しております。お気軽にお問い合わせください。

 

今回の研修では食事介助の実習がありました。
自分で食事をすることが困難な際は介助者による「食事介助」により食事をすることがあります。
不適切な介助は誤嚥や窒息などのリスクが高まり大変危険ですので、食事介助を担当する際は介助技術が重要となります。

 

右利きの患者様へは右側から右手で、左利きの患者様へは左手側から左手で

患者さんの手になる様に介助する!

今まで角度や姿勢など、頭で考えていましたが、自分が食事をする時をイメージして実践すればよい食事介助ができそうだ!と新たな発見です。

 

↑↑↑
実際こちらを用いて、水の嚥下やゼリーの介助をお隣の南さと一緒に行いました。
ちなみに、写真のスプーンは介助には不向きです。柄の長いティースプーンが適しています。

 

長くなりましたので、この続きはまた次回ご紹介させていただきます。

雇用時健診に関するご案内

管理栄養士の南です。

 

雇用時健診のお問い合わせが増えてまいりましたので、ご案内させていただきます。

ホームページに掲載している内容と一部異なりますのでこちらをご確認下さい。

 

 

*ご予約からご受診の流れ*

 

お電話または直接ご来院でのご予約をお願いします。

※内容確認が必要なためインターネットでのご予約はできません。

 

②健診項目をファックスまたは直接ご来院いただき書面で確認させていただきます。

 

③健診当日は朝食を摂らずに来院下さい。(血液、尿検査のある方)

 

※結果につきましては1週間後以降からのお渡しとなります。

(年末年始や大型連休時はもう少しお時間がかかることもございます)

※健診内容によっては結果を当日お渡しできるものもあります。

※混雑する時期もございますのでお時間にゆとりを持ってご予約下さい。

 

 

<ホームページに掲載しております健診内容に一部漏れがございます>

一般的な雇用時健診内容は以下の通りとなります。

 

①既往歴及び業務歴の調査

②自覚症状及び他覚症状の有無の検査

③身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査

※聴力につきましてはオージオ検査または会話法のご指定をお願いします。

④胸部X線検査

⑤血圧の測定

⑥貧血検査(赤血球数、血色素量、ヘマトクリット値)

⑦肝機能検査(GOT、GPT、γ―GTP)

⑧血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪)

⑨血糖検査(指定の無い場合は空腹時血糖値を測定します

⑩尿検査(尿糖、尿蛋白)

⑪心電図検査

※ホームページ上では心電図検査が漏れておりますが実施可能です。

 

特定健診お早目に!

 

 

管理栄養士の南です。

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

 

お正月明けの今週は、栄養指導の際にお正月のお話をさせていただく機会も多くあります。

私はお正月に夫の祖母の百寿のお祝いをしました。(1月7日でめでたく100歳!)

ひ孫10人と撮った写真をみて、いのちの繋がりについて改めて感じた年明けになりました。

 

 

さて、年が明けると少しずつ新年度に向けて動きがでてきます。

当院でも新年度に向けての雇い入れ健診のご予約が増えてまいりました。

 

横浜市で実施しております特定健康診査の受診期限は3月末となっております。

例年、3月は大変混み合い、心苦しくもご予約をお断りさせていただくこともございます。

 

↑↑

今年度の特定健診をまだ受けていない方へ、横浜市よりこちらのはがきが郵送されている

そうです。(画像は横浜市ホームページより)

現在国を挙げて特定健診の受診率向上に取り組んでおります。

費用は無料となっておりますので年に一度ご受診下さい。

 

 

 

当院では現在健診枠にゆとりがございますので、今年の健診をまだお受けでない方は2020年の

スタートにご自身の健康状態について確認されてみてはいかがでしょうか?

 

健診は、ご予約制で実施しています。

電話:045-961-7835  または 受付窓口 までお気軽にお問い合わせください。

 

※受診券は昨年5月下旬頃にご自宅へ郵送されています。紛失された場合は再発行可能です

のでお住まいの区へお問い合わせ下さい。

あけましておめでとうございます

院長の山嵜です。

新年あけましておめでとうございます。

 

 

皆様年末年始はいかがおすごしになられましたでしょうか?

私は多くの区間新記録が達成された箱根駅伝にくぎ付けのお正月でした。

最後は青学が大会新記録で優勝しましたが、全てのランナーが本当に素晴らしい大会でした。

 

 

さて、当院は1月4日より診療を開始致しました。

 

 

受付はお正月飾りで皆様をお迎えしております。

 

鏡餅と門松はかかせません(健康教室のお知らせもかかしません(笑))

 

スタッフのお父様が今年の干支の子(ねずみ)の置物を作ってくれました

 

 

今年も皆様に信頼されるクリニックを目指してスタッフ一同日々精進していきたいと思います。

 

今年も宜しくお願い申し上げます。

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