横浜市青葉区 循環器内科 小児科 皮膚科 禁煙外来 睡眠時無呼吸症候群 地域医療を支えるクリニックです

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たちばな台日記 〜スタッフブログ〜

2020年01月

あけましておめでとうございます

院長の山嵜です。

新年あけましておめでとうございます。

 

 

皆様年末年始はいかがおすごしになられましたでしょうか?

私は多くの区間新記録が達成された箱根駅伝にくぎ付けのお正月でした。

最後は青学が大会新記録で優勝しましたが、全てのランナーが本当に素晴らしい大会でした。

 

 

さて、当院は1月4日より診療を開始致しました。

 

 

受付はお正月飾りで皆様をお迎えしております。

 

鏡餅と門松はかかせません(健康教室のお知らせもかかしません(笑))

 

スタッフのお父様が今年の干支の子(ねずみ)の置物を作ってくれました

 

 

今年も皆様に信頼されるクリニックを目指してスタッフ一同日々精進していきたいと思います。

 

今年も宜しくお願い申し上げます。

元気に食べてますか?

管理栄養士の南です。

今日は今年最後の健康教室でした。

皆様に支えていただき、毎月開催することができました。ありがとうございます。

 

さて、先月のことになりますが。。。

元気にたべてますか@甲府」に参加してきました。

憧れつつもなかなか一歩を踏み出せずいましたが、前職の先輩に誘っていただき

デビューです。

初めての特急電車にドキドキしながら、無事甲府に到着。いい天気です!

 

 

まずは東口 髙志先生の講演を聞きます。そして、WAVESについてのお話を聞いた後は

 

テスト!! 認定試験があります。

 

終了後各班にわかれてミーティング。私はアンケート班担当でした。

お昼を食べて、いよいよ本番!

武田信玄像の前で集合写真を撮っていざ本番、会場へ移動します。

 

 

アンケート班の私は、低栄養についてのいくつかの質問をさせていただき、計測班の方が

測定する数値を記録する担当です。

身長、体重、BMI、握力、ふくらはぎ周囲長、皮下脂肪、ピンチ力、舌圧の測定をしていきます。

 

地域の皆様とお話しさせていただいたり、全国から集まるスタッフから多くの刺激や学びを得ることができました。

 

また、日ごろの栄養相談では、低栄養予防について伝えさせていただいておりますが

継続して通院いただくことで低栄養予防の役に立てているのではないかと少し自信もつきました。

 

そして気になるテストも無事合格でした

 

前職の先輩です。管理栄養士としていちから育てていただきました。

 

WAVES JAPAN 全国で低栄養予防の啓発活動を行っています。

https://wavesjapan.or.jp/

是非ご一読下さい!

 

 

 

 

 

 

 

在宅食事療養研修会

ご無沙汰しております。
管理栄養士の南です。

 

最近、研修報告ばかり書いていますがまた研修報告です。

 

日本在宅栄養管理学会の東北関東甲信越ブロック研修に参加してきました。

 

先日当院の健康教室のテーマにもなった認知症についても学んできました。
健康教室で山嵜院長の講演を聞いていたので予習バッチリです!!

 

健康教室では低栄養についてお話させていただきましたが、体重減少は認知症の進行を早めます
また、軽度認知症においては食事療法で進行を遅らせる事ができるという心強いデータを得る事ができ励みになるとともに重度認知症においては効果なしと…。日頃からの食事がやっぱり大切ですね!!

 

人生100年時代、90歳になると半数以上が認知症となり、認知症は誰もがかかる病気のひとつです。
しかし、自分で認知症を心配し、受診する事はほとんどなく、また受診を拒否される事も多く見られるそうです。

かかりつけを持つ事は、そうした受診への抵抗を減らせるようにもなると思います。

 

国の施策として今年認知症施策推進大綱が発表されました。
認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられる「共生」を目指し、「認知症バリアフリー」の取組を進めていくとともに、「共生」の基盤の下、通いの場の拡大など「予防」の取組を行っていこうという方針です。

 

厚労省認知症のサムネイル

厚生労働省ホームページより

 

食支援もその中とひとつとして掲げられています。

認知症と栄養素の研究では、単一の栄養素の摂取ではなかなか効果を証明できていないようですが、魚と野菜の摂取での効果は証明されています。魚、野菜積極的に摂りたいですね!

 

また話題になっている病院再編の流れなどもあり今後ますます在宅での療養生活が増える事が予測されます。在宅療養において食事は療養者だけでなくご家族の暮らしなど、多岐に渡り考える必要があります。事例発表を通し、こんな場面だったら自分ならどうするか。活躍する管理栄養士の事例発表を聞き、考えてきました。

 

在宅訪問は現在火曜の午後に実施しています。お気軽にお問い合わせ下さい。

臨床栄養セミナー

管理栄養士の南です。

先日、臨床栄養セミナーに参加してきました!

東口 髙志 先生、吉田 貞夫 先生

の講演が無料で聴ける素晴らしい研修会。

行くしかないでしょ!ルンルンでしたが。

 

前日夜より、子どもの腹痛訴え。

研修も行けないかも…と思いながら受診したらなんと便秘だったのです!

便は出すぎるくらい出ていたのでレントゲンを見て驚きです!

 

原因がわかり無事参加できることになったのですが、

吉田貞夫先生の講演内容は

 

栄養管理の入口と出口 ~アセスメントからサルコペニア、フレイルティ対策、排便管理まで~

排便管理のスライドに午前中見た次男のレントゲンとよく似たスライドが登場したのです!!

宿便です!

(宿便とは腸管内にある固くたまって動かなくなった便のことです。)

 

タイムリー過ぎて鳥肌が立ちました!

 

調子にのった私は宿便対策について質問してしまった程です。

*宿便対策*

① 水分

② 食物繊維 水溶性がおすすめ

③ マッサージ 「の」の字にマッサージ

実践してみます!

確かにわが子、あまり水分摂らないなぁ。。。

(私事ですが、その後子どもは腹痛を訴えることもなく元気に過ごしています。便秘とわかり安心したこともあるようです。)

 

さらに調子に乗った私は写真も撮らせていただきました。ブログ掲載許可もいただきました!

 

沖縄のお土産もいただきましてありがとうございました。

 

 

東口先生の講演はがんのお話

「がん」では死なない「がん患者」 ~栄養障害が寿命を縮める~

 

東口先生は今ではずいぶん浸透しているNST(栄養サポートチーム)を日本に導入された先生です。

「がん」の栄養管理において、食べる事の大切さ(食力)について貴重なスライドを用いてわかりやすい

お話をしていただきました。実は何度か参加させていただいているのですが毎回感動して感無量

になって帰ってきます。

 

私が日々意識している低栄養予防については、東口先生の影響を大きく受けているように思います。

 

wavesという低栄養予防を街の中で広める活動があるのですが、前任地でご指導いただいていた先輩も

参加しており、今後参加していけたらと検討中です。街で見かけたらよろしくお願いします。

 

低栄養予防!

食力!

 

日頃軸にしている内容ですが、スキルアップできるようにコツコツ学んでいきたいと思います。

健康教室のお知らせ ~2部制での開催になります!~

管理栄養士の南です。

 

昨日は第32回健康教室を開催いたしました。予想を上回りなんと107名の方にご参加いただき

嬉しい悲鳴ではありましたが、椅子の準備に院内を走り回り、資料の追加印刷等皆様には

ご迷惑をおかけしてしまう面もございました。

 

開催後院内で今後の開催について検討をいたしました。

安全面、会場の広さやスタッフの人数等考慮し次回は午前の部、午後の部 2部制で開催する運びと

なりました。昨日ご参加いただいた皆様へ次回の案内ポスターを配布させていただいておりますが

時間の訂正がございます。

 

2019年8月29日(木) 漢方で夏を乗りきる!

◎午前の部 10:00~

◎午後の部 13:00~

 

となっておりますのでよろしくお願いいたします。

また、午後の部にゆとりが予測されますのでぜひ「午後の部」にご参加下さい!

 

 

 

 

 

日本在宅医療連合学会

管理栄養士の南です。

前回に引き続き学会参加報告です。

 

7月14日、日本在宅医療連合学会に参加してきました。

久しぶりに大都会新宿へ!学生時代、社会人時代を通し6年間新宿駅を乗り換え駅と

して利用していたのでなじみのある場所です。

 

会場に着くとすごい人!!耳にした情報ですと5000人の参加だったとか。

2日間開催され、栄養関係のテーマは2日目に多くありましたが、翌週の業務に備えて家事もあるので参加できるのは1日。迷った結果、あえて1日目に参加しました。

 

認知症や心疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、慢性便秘症などを中心に勉強してきました。

当院の健康教室でテーマになっているものもありますね!山嵜院長の講演で聴いた!!

と思う場面が何度かあり、改めて「たちばな台健康教室」はよき学びの場です!

 

高齢者におけるうつ病と認知症

うつ病にも認知症にも共通することが多い「睡眠障害

処方制限が厳しくなっている睡眠薬ですが、副作用には記憶障害や転倒などがあるものもあります。高齢者にはより注意が必要な一方、半年以上継続して内服すると離脱症状が強くでるものもあり複雑そうです。

日頃の患者さんとの会話でも睡眠については度々話題になりますが、コメディカルスタッフとして、栄養・運動・活動について伝えていきたいと思います。睡眠衛生指導、生活に合わせてアレンジしてみます。

要点:年齢とともに睡眠は浅く短くなる 

 

高齢者慢性心不全患者のマネジメント

心不全とは、心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気です。

入退院を繰り返すことも多くありますが、その再入院の理由の上位は「塩分・水分制限の不徹底」という事実に心が痛みます。在宅訪問できる管理栄養士が少ない!と講師の先生よりありましたが、

「在宅訪問できる環境(雇用)が少ないのです!」。

訪問看護ステーションや薬局と違い、管理栄養士の訪問は医療機関からのみ診療報酬を得られるので、医療機関での雇用が必要となります。地域のクリニックに管理栄養士の雇用が進むことを願っています。

話がずれてしまいましたが、心臓リハビリテーションの重要性について学びましたが、まだ勉強不足ですので次の課題としてがんばります。

要点:心不全の在宅療養には管理栄養士の食支援が必要!

   私には心臓リハビリテーションの勉強が必要!

 

慢性便秘症治療の問題点と今後の期待

便秘治療のゴールは排便ではなく、満足度が得られることだそうです

エビデンスが重要視される昨今、この便秘については「心持ち」もずいぶん効果的ではないかと密かに思っていましたが、「満足度」がゴールであればあながち間違っていないのかもと都合のよい解釈をした次第です。

先生の診察、処方(薬)と管理栄養士の生活支援、最大の武器は患者さんの「快便マジック」一丸となって取り組みましょう。まず、便意を感じたら我慢しないようにしたいですね。そこが、便秘の入り口だそうです!

要点:肥満治療のゴールは満足度!

 

在宅医療における薬剤師の役割~ポリファーマシー対策など~

「薬剤師じゃないでしょ!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ポリファーマシー問題気になります。

「薬だけでおなかがいっぱい!」と話される患者さんに何人も出逢っています。在宅訪問をした際に、壁にかかっているおくすりカレンダーをみると「こんな大きな粒飲めるの?」「こんなにたくさん…」と感じることも…。もちろん必要があって処方されるお薬ではありますが、

薬で満腹になって食事が摂れなくなってしまうのは管理栄養士として避けたいのです!

そんな思いで拝聴していたら、予想外にも薬局での集団栄養指導や個別栄養指導の講演がありました。最近では薬局に雇用される管理栄養士も増えてきています。しかし、現制度では管理栄養士の居宅療養管理指導は認められておりません(一部自治体ではなぜか通っているようですが…)。国の施策の方向性が気になるところです。

要点:薬剤師の先生、減薬提案よろしくお願いします!

 

COPD知ってケアすればこんなに違う!

こちらも欠かせないテーマです。呼吸だけで700kcalを消費する!この現実に対処するにはやはりエネルギーの確保が重要です。ですが、消耗し食欲低下が同時にあることも多く、栄養剤との併用やNPPV(人工呼吸器)の使用、呼吸リハビリテーションなどチーム医療で取り組むことでQOLの向上に繋がります。

要点:まず禁煙!そろそろやめようかな…とお考えの方は是非禁煙外来をご受診下さい!

 

以上学会参加報告でした。個人的見解が含まれることをご承知おき下さい。

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