健康教室
2月 健康教室のご案内
こんにちは。
たちばな台クリニック医事課の川崎です。
皆様がお待ちかね健康教室のご案内を致します。
前回に引き続き午前・午後の2部制で行います。
ご都合の良い方へご参加下さい。
当院へのご利用が無い方も無料でご参加する事が出来ます。
お気軽にお越し下さい。
日時:2025年2月27日(木) 午前の部 10:00~ / 午後の部 13:00~
場所:たちばな台クリニック 4階
講師:山嵜継敬 院長
備考:午前と午後の講演は同じ内容となります。
ご来院の際は、マスクの着用にご協力をお願い致します。
たちばな台クリニック
〒227-0046
横浜市青葉区たちばな台2-7-1
電話番号:045-961-7835
FAX番号:045-961-7862
メールアドレス:tachibanadai.cl@gmail.com
第40回たちばな台健康教室 「知るからはじめる! 認知症の予防と治療」を開催しました Vol.1
2024年12月26日(木)第40回たちばな台健康教室 「知るからはじめる! 認知症の予防と治療」を開催いたしました!
近年メディアでは新たな認知症治療薬の話題で盛り上がっています
しかし認知症についてはなかなかその病態を理解している方は少なく、また治療薬の適応や有効性についての詳細は報道されていないのが現状です。
そこで今回は認知症の基本から、予防、そして治療までのお話をさせて頂きました。
1.認知症とは何か? MCIとは何か?
日本には現在約1,000万人の認知症やMCIの方が存在します。
今後さらなる高齢化社会の中で、その割合は増加の一途をたどっていくことが予測されています。
高齢化社会において平均寿命と健康寿命の差の大きさが大きな問題となっています。
平均寿命と健康寿命の差は誰かの手を借りなければ生活が成り立たない期間と考えられますが、その介護の最大の原因となっているのが「認知症」です。
このような現状を理解するためにも、私たちは認知症について学ぶことが重要と考えられます。
次回のたちばな台日記では「アルツハイマー病」についてお届けしたいと思います。
12月 健康教室のご案内
こんにちは。
たちばな台クリニック医事課の川崎です。
10月の健康教室が大変ご好評につき、次回の健康教室が決定致しました。
なんと今回の健康教室は午前・午後の2部制で行います。
当院へのご利用が無い方もご参加する事が出来ます。
お気軽にお越し下さい。
日時:2024年12月26日(木) 午前の部 10:00~ / 午後の部 13:00~
場所:たちばな台クリニック 4階
講師:山嵜継敬 院長
備考:午前と午後の講演は同じ内容となります。
ご来院の際は、マスク着用にご協力をお願い致します。
たちばな台クリニック
〒227-0046
横浜市青葉区たちばな台2-7-1
電話番号:045-961-7835
FAX番号:045-961-7862
メールアドレス:tachibanadai.cl@gmail.com
たちばな台クリニック 健康教室を開催いたしました





健康教室を再開致します
こんにちは。
たちばな台クリニック医事課の川崎です。
本日は皆様に朗報をお届け致します。
コロナ禍により、ご好評のうちに延期となっておりましたが、
健康教室を再開致します!
当院へのご利用が無い方もご参加する事が出来ます。
お気軽にお越し下さい。
日時:2024年10月31日(木) 10:00~
場所:たちばな台クリニック 4階
講師:山嵜継敬 院長
備考:防災および感染対策上50名様で満席とさせて頂きますので、
ご理解の程を宜しくお願い申し上げます。
たちばな台クリニック
〒227-0046
横浜市青葉区たちばな台2-7-1
電話番号:045-961-7835
FAX番号:045-961-7862
メールアドレス:tachibanadai.cl@gmail.com
アクセス
東急田園都市線「青葉台駅」より市営バスで5分または徒歩で15分
健康教室「サプリメントについて」 part2
院長の山嵜です。
今回は前回に引き続きまして「サプリメントについて」の2回目です。
前回は
・健康食品の分類
・ビタミンのサプリメントについて
・プロテインについて
といった内容でお届けいたしました。
今回はその続きをお届けいたします。
まずはこれもたくさんのサプリメントがありますね。
魚の脂と言えば・・・、そうEPAです。
【EPA】
EPAには以下のような働きがあることが知られています。
❶ 血清脂質低下作用
❷ 抗血小板作用
❸ 動脈の伸展保持作用
日本人の高コレステロール血症患者を対象としたJELIS試験※では、高純度のEPA1.8g/日を摂取することにより、冠動脈イベントの発生率を19%低下することが証明されました。
特に、高中性脂肪、低HDLコレステロール患者では53%も冠動脈イベントの発症を抑えることが出来ました。
※JELIS試験:Lancet 2007;369:1090-1098
しかし、海外のEPAを用いた大規模試験では冠動脈イベントの発症率に有意差が認められなかった報告もあります。この差は何でしょうか?
それはEPAの摂取量の違いと考えられています。
このことからEPAはJELIS試験で証明されたように
「高純度のEPAを1.8g/日など高用量摂取する」
ことが重要と考えられています。
たくさんのEPAサプリメントが販売されています。
EPAサプリメントと謳っているもののごく少量しか含有していないサプリメントがたくさんあります。
購入される際には用量をしっかりとチェックして頂ければと思います。
最後に外来で最も質問の多かったこのサプリメント「グルコサミン」についてです。
【グルコサミン】
「グルコサミンとは軟骨に含まれる、ヒアルロン酸、コンドロイチンなどの主成分となるアミノ酸のことです。このグルコサミンですが、体内ではブドウ糖から合成されます。」
グルコサミンを含んだサプリメントのコマーシャルは、見られたことがない方の方が珍しいのではないでしょうか。
そこである有名メーカーのグルコサミンサプリメントのHPを拝見いたしました。
そこにはこんなデータが。
「グルコサミンを内服した群では変形性膝関節症の痛みが軽減されました!」
とグラフ付きで記載されていました。
しかし、元となっている論文(Jpn Pharmacol Ther. 43, 1017-1023,2015)をよく読んでみると、
「K-L分類 grade1(変形性膝関節症が疑われる程度)の軽症患者の疼痛の自覚は改善したが、それ以上の患者では疼痛軽減の効果が見られなかった」
という結果でした。
怖いですね。
論文の一部を抜粋してあたかも全ての患者に効果があったように見せている。そう思われてもおかしくないかもしれません。
グルコサミンを摂取することで膝関節の軟骨に成分が届いて軟骨を修復する。そういう考えからグルコサミンのサプリメントが出回っているかと思いますが、関節軟骨には血管が少なく経口摂取した成分が軟骨に十分届くとは思えません。
ある論文(Rheumatol. Int. 38 (8): 1413–1428)ではグルコサミンについてこのように結論していました。
「現在、変形性関節症に対するグルコサミンの使用を支持する良好なエビデンスはない」
私は決してグルコサミンのサプリメントを否定する立場ではありませんが、このようにまとめたいと思います。
「グルコサミンの効果は強いものではありません。
漫然と服用することは控え、
運動や減量など、他の方法も併用しましょう」
以上抜粋ではありますがサプリメントについての健康教室の内容を記させて頂きました。
私は自分の体に合っている気がすると言うのであれば、副作用や現在内服中の薬との相互作用がなければサプリメントを使用することは問題ないと考えています。
過剰な広告や、一部のデータを用いたコマーシャルなどに騙されることなく、賢いサプリメントライフをお過ごしください。