横浜市青葉区 循環器内科 小児科 皮膚科 禁煙外来 睡眠時無呼吸症候群 地域医療を支えるクリニックです

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たちばな台日記 〜スタッフブログ〜

看護部より

たちばな台 フットサル倶楽部

みなさんこんにちは総師長の箱田です。

朝晩涼しくなり、秋を感じるようになりましたね。

やってきました「スポーツの秋!!」 !(汗_汗)!

 

日頃の診療で運動の重要性についてお話している私達としては、運動を行っている証をお知らせする良い機会とも思いブログにさせて頂きました。

 

当日はサッカー、フットサルをこよなく愛する経験者とにかく体を動かしたいとりあえず言われて来たなど 施設や部門の枠をこえて多くの職員が集まり、仕事を終えてからの運動としては沢山動いて心地よい汗を流しました。

 

(翌日の筋肉痛を心配する方の方が多かったみたいですが!!(>_<))

 

 

 

フットサルを通じて日常的にコミニュケーションが不足している職場の方々とも楽しく交流ができ、新しいチームワークを結ぶ事が出来ました。

今後も継続的に運動レクレーションを行って行きたいと思います。

たちばな台BLSコースの開催  

総師長の箱田です。

先日たちばな台クリニックにて日本救急医学会認定 BLSコースを開催致しました。

皆さんのやる気に支えられて今回で第6回目を迎えます。!(^^)!)

 

今まで体育会系な雰囲気が濃厚でしたが、今回は女性の准指導者2名が参加する事で、男では事足りない配慮が行える様になりました。

明らかに受講者の緊張が和らいでいます。・・((>_<) ・・・男:反省で~す。

 

始めにコースディレクター 山嵜 先生 よりBLSコースの説明を頂きコースのスタートです。

今回の受講者は看護師、検査技師、ケアマネージャーと医療事務部と様々です。 業務的に看護師はこのような対応に慣れている事を把握しながら、慣れていない検査技師や事務職員に効率よく順番を回してコーチングをしていく事がインストラクターの役割です。

当インストラクターの吉原、山田さんは沢山の経験を積んだベテランです。 受講者の理解力、応用力を予測しながら適度な緊張を持ってバランスよく進めていく様子が流石です。

( 私も勉強になります。)

講習を全て終了して最終試験となります。 試験は1人づつ行なわれ傷病者を発見するまでの状況が伝えられ試験の開始です。

(皆さん凄く緊張されてます。 )

実況:感染防護を持参し病室へ あ! 傷病者発見! 周囲の安全確認!「意識確認!!」

・・・「意識なし」・・・・「AEDと」・・・「ショックします!!」 終了

 

皆さん本当によく頑張りました。  無事に皆さん全員合格です。

記念撮影ですインストラクターは両手を上げて笑顔をお願いします。

手!(^^)!手

今後もより良いコース運営を心掛けて行きますので宜しくお願いします。

今回から参加した女性指導者の川上さん赤津さん、また次回もがんばりましょう。

 

 

 

 

 

昭和大学藤が丘病院 ICLS オープンコース

総師長の箱田です。 先日、昭和大学藤が丘病院で行われたICLSへ参加してきました。

一般的に普及している心肺蘇生法のBLS(ベーシックライフサポート)は一般の方が取得できるライセンスに対し、ICLSは医療者を対象としています。

基本はBLSを中心に専門的な気道管理と医療用除細動(電気ショック)その他、原因究明と対応方法を導くためのコースで日本救急医学会の認定となります。

 

今回は当クリニックより看護師が受講する事もあり私はインストラクターとして参加させて頂きました。

 

コースディレクターは、昭和大学藤が丘病院 救急医学科 教授 林 宗貴 先生

「先生、いつもお世話になります。 本日も宜しくお願いします。」

 

朝9時からスタートして午前中は基本的なBLSを中心としたトレーニングです。

BLSで重要な事は絶え間ない正しい胸骨圧迫の継続です。 まずは一人で行う胸骨圧迫がいかに大変な事であるか身を持って知って頂く事から指導していきます。

 

体力を使い切った午後からは、専用マネキンシュミレーターを使用してBLS、気道確保、電気ショック、を中心に病態シナリオに沿った救急救命方法について頭と体を使って実践します。

 

私の担当ブースは現役の若い医師からベテラン医師と当院の看護師の6名で構成されました。 指導者が看護師で受講者が医師というセッティングはオープンコースではよくある事。 ディレクター、ブースリーダーの力を借りて個性を理解し良いチームワークを形成できる様にコーチングしていくのがインストラクターの役割です。(汗!(^^)!汗)

 

このコースでは実際の資格に関わらず医師役という立場で実践を行う事で救急蘇生に関する共通認識を身に付ける事ができます。当院から参加した看護師もはじめの緊張が嘘の様に周囲の医師に指示を出しながらチームワーク良く実践している様子がとても良かった。 (事前予習の効果がよく出ていました。!(^^)! 一番良かったよ!!)

 

 

写真: 見事 合格 林 先生よりライセンスを授与されました。 おめでとう

「すみません 記念撮影おねがいします。」

 

林 先生 コーススタッフの皆さんお世話になりました。 今回初めてインストラクーを経験した当クリニック看護師さん協力ありがとう。 また次回もがんばりましょう。

看護部勉強会 スキンケア

こんにちは総師長の箱田です。

 

クリニック看護部では定期的な勉強会を行っています。

今回はスキンケア(皮膚のお手入れ)についてです。

実際にローションを使用して保湿や水を弾く事を体験しました。

 

こちらが、使用後です!

 

 

若いころのように水が玉のように弾いています(笑)

 

私達看護師にとって患者様の皮膚の観察はとても重要です。

病気を伴って入院する患者様の皮膚は加齢、ストレス、栄養障害、排泄物刺激などにさらされている事が多く、特にダメージを受けやすい脆弱な皮膚への関与は最も重要視しなければなりません。

 

近年では皮膚の生理機能を保つための製品や低刺激の繊維、テープ材料などの登場により我々看護師も皮膚の管理方法について日々の見直しが必要となっています。

実際に使用する際は臨床上での使いやすさやコスト面、保険請求などの高いハードルを乗り越える必要性がありますが。 少しでも便利で患者様にとってメリットがある製品が沢山普及して行く事が必要と思います。

ご存知ですか? ボツリヌス療法

はじめまして 看護部 師長の川上です。

 

皆さんはボツリヌス療法をご存知ですか?

 

食中毒で有名なボツリヌス菌が作り出すボツリヌストキシン(ボトックス)という毒素には筋肉の緊張をやわらげる作用があります。このボトックスを有効成分とする薬を注射する治療法、これがボツリヌス療法です。

 

ボツリヌス療法の適応症には瞼や顔の痙攣、痙性斜頸、小児脳性麻痺による尖足、そして「手足の痙縮」があります。

 

当院では手足(上肢・下肢)のこわばり(痙縮)に対してボツリヌス療法を行っています。

 

ボツリヌス療法の効果としては

手足の関節が動かしやすくなり、日常生活動作が行いやすくなる

拘縮(関節が固まってしまう)を予防する

介護の負担が軽くなる 

痙縮による痛みが緩和される

ことなどが期待できます。

 

しかし、このボツリヌス療法で大切なことはリハビリテーションです。こわばっている筋肉にボトックスを注射した後は、毎日継続したリハビリテーションが必要となります。固まっている筋肉をゆっくりと伸ばしますので、患者様にも協力していただかなければなりません。

 

実際に治療前には肩から上肢にかけて強いこわばりがあり肘関節も伸びず、寝衣に袖を通すことも困難であった患者様に対してボツリヌス療法を行いました。ボトックス注射を行い、その後毎日リハビリテーションを継続したところ見違えるように上肢は伸展できるようになりました。ケア中にいつも浮かんでいた患者様の苦痛の表情もやわらぎ、またケアもしやすくなったと現場の全員が効果を実感しました。

 

もちろん効果の少ない方もいらっしゃいます。また注射の効果は3か月程度のため計画的に治療を継続する必要もあります。

 

今後もこのような新しい治療法が増えることで患者様の苦痛が減り、安楽な入院生活を提供できればと思い日々看護を行っています。

 

※ボツリヌス菌そのものを注射するわけではないので、ボツリヌス菌に感染する危険性はありません。

 

 

 

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