30回記念! たちばな台健康教室 パート4
前回までに息切れの原因として
❶ 呼吸器疾患
❷ 貧血
❸ 心不全
に関して述べて参りました。
今回は息切れの原因4つ目
「筋力低下」ついてお届けします。
同じ坂道を登るにしても、筋力があれば楽に、息切れせずに登れますよね。
坂道を登ったり、ある程度の速さで歩いたりすると、息が上がったり、足がパンパンに張ってきます。
その様な運動の強度を「乳酸性閾値」と呼びます。
筋力が低下すると、軽い運動でも乳酸が産生されるようになります。
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乳酸が産生されると、体が酸性に傾きます。
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換気を増やすことにより、酸性を中和しようとします。
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換気が増えることで「息切れ」が生じます。
心臓、肺、血液などに異常が見られず、運動時の息切れが生じる方の原因は、筋力の低下かも知れません。
今回の健康教室では、若草台ケアプラザから横浜市で推奨しているトレーニングプログラム
「ハマトレ」をレクチャーして頂くために講師の先生方にお越しいただきました。
皆さん、とても楽しんで一緒にハマトレを行いました。
私も一緒に動きましたが、体が温まり、とてもいい運動になりました。
自宅でもできる非常に楽しい運動ですのでご興味のある方はぜひ行って頂き、息切れの予防にして頂けたらと思います。
「ハマトレ」動画はこちら↓