2018年10月
終末期の栄養管理
管理栄養士南です。
先日、神奈川県栄養士会の臨床栄養セミナーに参加してきました!
当院には3月まで入院施設がございましたが、その中で終末期医療に携わらせていただく事も多くありました。
在宅医療に携わりたいと数年前より熱望しておりますが退院後も継続した支援がしていきたいと思った事がきっかけで、現在は入院施設はありませんが外来から在宅への移行にシームレスな支援ができたら…と考えています。
ということで終末期の栄養管理学んできました。
午前中は薬剤師豊田義貞先生からの講義でした。
そもそも、終末期の定義は?
という事も実は曖昧ですが、老年医学会から
病状が不可逆的かつ進行性で、その時代に可能な限りの治療によっても病状の好転や進行の阻止が期待できなくなり、近い将来の死が不可避となった状態とされています。
個人により終末期の経過は極めて多様な事から具体的な期間の設定はありません。
人生の最期の時間をどの様に過ごすのか、早いうちから考えていく事が大切ですね。
さて、終末期における苦痛には
痛み
倦怠感
呼吸困難
が上位にあがります。
その苦痛を緩和する為に薬物療法が行われますが、必発する食の副作用のケアに管理栄養士としてどう関わっていくのかをエビデンスはもちろん、センスが必要だと感じました。
普段見なかった事にしてしまいがちな痛み止めや向精神薬の詳細を分かりやすくお話しいただいたので、早速外来で活用していこうと思います。
便秘、食欲不振、嘔吐、下痢
引き出しが増えたような気がします!
午後からは田無病院の丸山道夫先生からがん終末期の栄養管理について学びました。
がんになると体重が減る事が多いですが、2つの原因があります。
がん関連体重減少
消化管の狭窄・閉塞、治療による食欲不振、告知による精神ストレスを背景とした食欲不振が原因で、十分なたんぱく質とエネルギーの補給により改善可能です。
がん誘発性体重減少
がんによる代謝異常に起因するもので、通常の栄養管理では改善する事が困難です。
この体重減少や、筋肉量の低下、全身の炎症反応が起こっている状態を悪液質(あくえきしつ)といいますが、段階があり目指す栄養管理も変わってきます。
悪液質が進行し終末期を迎えると栄養管理のギアチェンジを行いますが、終末期の輸液(点滴)はQOL(生活の質)の悪化をもたらし1日1000ml以下に留め、高カロリー輸液は行わない事が推奨されていますが、点滴の認識への配慮も欠かせません。
がんに限らず、食べられなくなった時、どうするのか?
選択肢が多くある今、元気なうちから考えていきたいですね。
特定保健指導ご予約受付中です!
管理栄養士の南です。
ご案内が遅くなってしまいましたが、横浜市国民健康保険ご加入の皆様へ
9月下旬頃より平成30年度特定保健指導の利用券がご自宅へご郵送されています。
特定保健指導は、特定健康診査の結果、メタボリックシンドロームの危険度が高い
方に対し生活習慣改善を改善することで、脱メタボを目指す内容となっております。
動機付け支援、積極的支援 2つのコースがございます。
当院では積極的支援の方のみ期間中に2回血液検査も実施いたします。
いずれも自己負担無料となっておりますので、利用券が届かれましたらぜひ
ご利用いただければと思います。
対象の皆様へは↑ このようなご案内が届いております。
ご予約はお電話または受付窓口にて行っております。
ご予約から実施まで 管理栄養士 南 が対応させていただきます。
045-961-7835 お気軽にお問い合わせください。
また、平成30年度より特定健康診査が無料となっております。期限は平成31年3月31日
ですが、例年3月は大変込み合います。冬季はインフルエンザの流行なども予想され
ますので今年度まだお受けでない方はこの秋のご受診をお勧めいたします。
たちばな台 フットサル倶楽部
みなさんこんにちは総師長の箱田です。
朝晩涼しくなり、秋を感じるようになりましたね。
やってきました「スポーツの秋!!」 !(汗_汗)!
日頃の診療で運動の重要性についてお話している私達としては、運動を行っている証をお知らせする良い機会とも思いブログにさせて頂きました。
当日はサッカー、フットサルをこよなく愛する経験者、とにかく体を動かしたい、とりあえず言われて来たなど 施設や部門の枠をこえて多くの職員が集まり、仕事を終えてからの運動としては沢山動いて心地よい汗を流しました。
(翌日の筋肉痛を心配する方の方が多かったみたいですが!!(>_<))
フットサルを通じて日常的にコミニュケーションが不足している職場の方々とも楽しく交流ができ、新しいチームワークを結ぶ事が出来ました。
今後も継続的に運動レクレーションを行って行きたいと思います。
神奈川県糖尿病療養指導士研修会
管理栄養士の南です。
研修報告続きます…
今回は神奈川県糖尿病療養指導士認定機構の研修のお話です。
神奈川県糖尿病療養指導士とは
神奈川県内で糖尿病療養に携わり、一定以上の研修単位を取得した後レポートを提出し、審査に合格すると得られる認定資格です。
取得した後も更新するためには一定以上の単位を得ることが必要です。単位取得するためにはこの研修は外せません!ということで横浜そごうへ行ってきました。
今回のテーマは「腎」
透析には一人当たり年間500万円ほどの医療費がかかることはご存知でしょうか?現在透析患者数は32万人ほどですので、1兆6千億円ほどかかっていることになります。
透析導入の原因の第1位は糖尿病腎症によるものです。そこで、国は糖尿病重症化プログラムを作成し、現在各市町村国保の保険年金課により各自治体での取り組みが進んでいるそうです。
7題のテーマでの講演がありましたが、その中でたびたびクリニックでは管理栄養士がいないという言葉が出ておりました。当院には、管理栄養士がおりますのでチーム医療で糖尿病治療に臨むことができます。
糖尿病治療には食事や運動などの生活支援が必須です。薬を飲んでいるから…ではなかなかコントロールが難しいのが糖尿病。難しいことではなく、生活の中のちょっとしたところを見直すことで劇的に改善することもあります。逆に生活に問題なくてもなかなか難しいこともあります。
遺伝的要因も言われている昨今、おひとりおひとりにあった支援ができるように取り組んでまいります。
研修テーマ) これでわかる!糖尿病腎症のすべて
食品と栄養素の関係
管理栄養士の南です。
前回に引き続き、研修のお話です。
しばらく続きますが、よろしくお願いします!
突然ですが質問です!
食品と栄養素の関係は?
このお題について1グループ6名、8グループで考えました。
ちなみに参加者は全員管理栄養士または栄養士です。
20文字以内で各グループホワイトボードに書いていきます。そして、隣のグループの回答に対し批判する部分について赤字で訂正します!
私はグループの中で年齢的にも経験的にもちょうど真ん中くらいでしょうか。
学生さんもいて、学生の頃は現役の栄養士さん達の研修会に参加するなんて微塵も思った事がなかった事を反省した次第です…。
クリニックでは1人管理栄養士ですし、青葉区医師会栄養ケアステーションや在宅管理栄養士の分野では先輩が多くまだまだ若手!と思っておりましたが、どうやら勘違いだったようです!汗
さて、私達が考えた答えは
食品には複数の栄養素が含まれる
皆さまのお考えはいかがだったでしょうか?
正解はひとつではありません!考える過程や他のグループの回答から多くのことを学んでいきます。
食支援も正解はひとつではありません。お一人お一人の生活や身体の状態に適した支援が必要ですので、こうしたトレーニングは大切です!
今回は小児の脳性麻痺についても学んできました。お恥ずかしながら人生初です!
餅は餅屋といいますが、管理栄養士にも色々な分野はあるものの、クリニックでは多くの疾患の入り口として幅広い疾患に対応できる必要があります。
実際脳性麻痺のお子様と関わる事はないかも知れませんが、小児の特性として新たな発見もあり小児の支援に役立ちそうなヒントを得ることができました!
講師の先生曰く、管理栄養士は字が小さい!
(控えめな人が多いという意味でしょうか?。よく縁の下の力持ちとも言われます)
という事でしたが私がホワイトボードに書いた字は誰よりも大きかった…!クリニックで鍛えられている成長させていただいている証かと思います!感謝です!!
写真は、今回の資料の表紙です。Qの文字は宿題…。たくさんの宿題を持って帰ってきました。。。
研修)経口摂取と非経口摂取の栄養管理
~小児・高齢者の対象者に必要な栄養素と経腸栄養の調整~















