脳科学が証明した時間管理術! 勉強法 「ポモドーロ・テクニック」 青葉区 青葉台駅 小児科 たちばな台クリニック小児科 秋谷 進 乳幼児健診 5歳児健診 予防接種 発達相談 小児神経 児童精神科 子どもの心診療

今回は、秋谷が連載中の 朝日新聞 先生コネクト から脳科学に基づいた、時間管理術「ポモドーロ・テクニック」をご紹介します。
脳科学が証明する時間管理術ポモドーロ・テクニック
ポモドーロ・テクニックとは、イタリア人のフランチェスコ・シリロによって考案された時間管理術の1つです。
いたって方法はシンプルで、「25分間の集中セッションと5分間の短い休憩を繰り返す」ことを忠実に守るだけなのです。これだけで爆発的に集中力が向上するというのです。脳の集中力は成人でも25分程度、小学生であれば15分程度という理論に基づくものです。
筆者は、中学受験戦争を勝ち抜いて入学した私立中高一貫校で高等部に上がれないと言われるほどの下位1%に入る成績不良者でした。自分なりには真面目に勉強に取り組んでいたにもかかわらず、中学3年生の5月には授業に出席せず、外部受験の自習を図書室ですることを学校から命じられ、教科書ガイドを見ながら15分間学習して5分間気分転換をすることを自分で見出し繰り返し行うことにしました。
私の課題は、集中力の持続が難しいことでした。当時クラスで一番の成績を上げている友人が休日には1日14時間勉強していたそうです。それを知った父は机に向かえば集中力は出てくるはずだと14時間椅子に縛られましたが、実質1時間も勉強できませんでした。何しろ、まず机に向かう気になれませんでした。集中力は「やる気が出たらやる」より「少しだけやり始めてみる」の方が、結果的に出やすいことがわかっています。すなわち、やり始めてしばらく続けることで「ギアが入る」のですが、脳の疲労がたまるので、どこかで休憩を入れないと、むしろ効率は下がるということです。
これが脳科学的に証明された「ポモドーロ・テクニック」だと知ったのは、医師になってからでした。ちなみに私は中学3年生の夏には集中力を上げることができ、秋には学年で上位20%に入ることができ、無事高等部へ進学することができました。
「ポモドーロ・テクニック」は多くの研究で効果が実証されている学習法です。ぜひ、みなさんも取り入れてみてはいかがでしょうか。
たちばな台クリニック小児科 秋谷 進 2026.07.02
朝日新聞 先生コネクト.秋谷進.ポモドーロ・テクニックの活用 子どもの集中を引き出す「時間設計」.2026.07.02.
参考文献:
1.Rizka Ardilah,Ghozali Rusyid Affandi.The Effectiveness of the Pomodoro Technique in Reducing Academic Boredom in Elementary School Students’ Literacy Learning.The Effectiveness of the Pomodoro Technique in Reducing Academic Boredom in Elementary School Students’ Literacy Learning.Paedagogie 2025;20:363–372.
2. Gita Tausyah Sakinah, Agus Prasetyo Kurniawan, Astarika.Analysis of the Implementation of the Pomodoro Technique in Enhancing the Learning Concentration of Eighth-Grade Students.Journal of Practice Learning and Educational Development 2026;6:1031–1037.
3.Eren Ogut.Assessing the efficacy of the Pomodoro technique in enhancing anatomy lesson retention during study sessions: a scoping review.BMC Med Educ.2025 Oct 17;25(1):1440.





