横浜市青葉区 循環器内科 小児科 皮膚科 禁煙外来 睡眠時無呼吸症候群 地域医療を支えるクリニックです

MENU

たちばな台日記 〜スタッフブログ〜

2026年01月

初詣

院長の山嵜です。

令和8年1月4日クリニックの氏神様でもあります「琴平神社」に初詣に行ってまいりました。

400年に渡り地域の安泰を見守ってきて下さる由緒正しき神社です。

https://kotohirajinja.com/

 

 

失礼ながら年始初ランニングも兼ねてクリニックから走って参拝に行ってまいりました。

真っ青な空に赤い鳥居がとても美しかったです。

お子様から成人までご家族の皆様にとって安心して受診していただけるクリニックでありたいと願ってまいりました。

 

健康に対する悩みがございましたらなんでもお気軽にご相談ください、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします

明けましておめでとうございます。

院長の山嵜です。

 

昨年はインフルエンザの流行も例年に比べ早く、11月から年末にかけまして発熱の患者様もたくさんいらっしゃいました。

皆様お風邪などひかれておりませんでしょうか。

 

昨年は当院でも大きな出来事がたくさんございました。

やはり最大のトピックスは3月から小児科に秋谷先生が着任して下さったことです!

秋谷先生は児童精神の分野では日本を牽引する先生であり、感染症など日常的に起こる疾患から、発達障害やてんかんなどの小児神経疾患まで幅広い診療をしてくださる本当に頼りになる先生です。

また医療情報につきましてもたくさん発信されております。

http://感染症など日常的に起こる疾患から、発達障害などの小児神経疾患

 

乳児検診、ワクチン接種から是非地域のお子様に寄り添った、成長に伴った診療をして下さる先生ですので、少しでも悩みのあるお母さまがいらっしゃいましたら是非お気軽にご相談を頂ければと思います。

 

 

秋谷先生の著書です!

『子どものADHD(注意欠如多動症)』子どもの特性を理解し、適切な支援で生活の困難さを軽減しましょう   たちばな台クリニック小児科 秋谷 進

『子どものADHD(注意欠如多動症)』

今回は児童精神科外来で診療する機会の多い子どものADHDについて解説します。

 

児童精神科医がADHD特性をもつ子どもの受診を勧めるのは子どもの特性を理解し、適切な支援で生活の困難さを軽減するためです。

 

ADHDの特性を持つお子さんは、学業や対人関係で以下のような困難を経験することがあります。

不注意: 集中が続かず、忘れ物が多い、指示を最後まで聞けないなど。
多動性: じっと座っていられない、落ち着きがない、過剰に動き回るなど。
衝動性: 順番が待てない、感情のコントロールが難しい、相手の話を遮るなど。
これらの困難さが続くと、自己肯定感が低下したり、不登校や二次障害(不安障害、うつ病など)につながるリスクもあります。

 

ADHDの治療は、完治を目指すものではありませんが、特性を緩和し、お子さんが生活しやすくなることを目的としています。特性が日常生活に困難をもたらす場合、早期に専門医を受診することが重要です。

2026.1.1 たちばな台クリニック小児科 秋谷 進

 

6歳未満の幼児に使用すべきチャイルドシートとは?   保安基準に適合しない製品の危険性と法的責任   たちばな台クリニック小児科 秋谷 進

6歳未満の子どもへのチャイルドシート使用は法律で定められた義務ですが、実際には安全基準を満たさない「未認証品」も出回っています。子どもの命を守るために、チャイルドシートの真実と、安全な製品の選び方を知っておきましょう。

(秋谷進.東京報道新聞.6歳未満の幼児に使用すべきチャイルドシートとは?保安基準に適合しない製品の危険性と法的責任.https://tokyonewsmedia.com/archives/10875)

 

■6歳未満のチャイルドシートは法律上の義務

チャイルドシートを使わなかった場合、事故での死亡重傷率は使用時に比べて約2.1倍、正しく使えていなければ、そのリスクは正しく使った場合の約6.0倍にも跳ね上がります。データが示す通り、チャイルドシートは子どもの命を守る上で不可欠です。だからこそ、道路交通法では6歳未満の幼児を車に乗せる際、チャイルドシートを使用することが運転者の義務と定められており、違反すると交通違反点数1点が科されます。

大人の体を基準に作られたシートベルトは、小さな子どもの体を守れません。衝突時にベルトが首にかかったり、腹部を圧迫したりして、かえって重篤な傷害につながるのです。「抱っこしていれば安心」というのも大きな間違いです。事故の衝撃で子どもは腕から飛び出し、車内に叩きつけられてしまいます。ただし、バスやタクシーに乗る場合や、けが・病気でチャイルドシートの使用が健康上適当でない場合、定員の都合で全員が乗れなくなる場合など、やむを得ない事情がある場合は使用義務が免除されます。

 

■チャイルドシートの正しい使い方

安全な製品を選んだら、正しく使うことが重要です。取付位置は、助手席エアバッグの衝撃を避けるため後部座席が絶対条件で、特に、安全に乗せ降ろしができる歩道側の後部座席(左側)がベストです。また、チャイルドシートはどの車にも取り付けられるわけではありません。購入前に必ず車種別適合表で、自分の車に適合するかを確認しましょう。取り付けは、シートベルト固定式でもISOFIX固定式でも、大人が体重をかけてもグラグラしないよう、しっかりと固定することが大切です。

警察庁とJAFの2024年合同調査では、チャイルドシート使用者のうち、車への取り付けが不十分なケースが30.2%、子どもを正しく座らせていないケースが44.3%にも上りました。お下がりを使う際は、事故歴がないか、ひび割れや部品の欠損がないかを特に厳しくチェックしましょう。

■小児科医から
チャイルドシートは、万が一の事故から子どもの命を守るための命綱です。命綱は、安全基準を満たした製品を正しく使って初めて機能します。

これから購入する方は、価格やデザインに惑わされず、必ずEマークの有無を確認してください。すでにお持ちの方は、取り付け方や子どもの座らせ方が間違っていないか、今一度見直してみましょう。

正しい知識を持つこと、そして実践することが、かけがえのない子どもの命と未来を守ることに直結します。

2025年12月1日 たちばな台クリニック小児科 秋谷 進

 

 

 

【参考文献】
国土交通省.チャイルドシート安全比較BOOK.
https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/02assessment/data/pamphlet_child_r1.pdf

e-GOV検索.道路交通法.
https://laws.e-gov.go.jp/law/335AC0000000105#Mp-Ch_5-Se_1

国土交通省.お子様の安全を脅かす未認証チャイルドシートにご注意!~チャイルドシートの重要性や未認証品の危険性についての啓発ビデオを公開しました~
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002659.html

群馬県. チャイルドシートQ&A
https://www.pref.gunma.jp/page/7376.htm

神奈川県警.チャイルドシートQ&A
https://www.police.pref.kanagawa.jp/kotsu/jiko_boshi/kodomo/mesf2012.html#q4

一般社団法人 日本自動車部品工業会. 部工会における交通安全に関する取組み~未認定チャイルドシートの市場流通について~.
https://www.mlit.go.jp/common/001130304.pdf

国土交通省. お子様の安全を脅かす未認証チャイルドシートにご注意!
https://www.mlit.go.jp/common/001190367.pdf.

Dennis R Durbin, Benjamin D Hoffman. Child Passenger Safety. Pediatrics. 2018 11;142(5); pii: e20182460.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30166367/

Walter H Truong, Brian W Hill, Peter A Cole. Automobile safety in children: a review of North American evidence and recommendations. The Journal of the American Academy of Orthopaedic Surgeons. 2013 Jun;21(6);323-31.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23728957/

消費者庁. Vol.653 より安全なチャイルドシートの使用を!
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20240920/

危険!未認証チャイルドシートの見分け方と違法性
https://note.com/tanakaminoru_/n/nebde1b213a4b

JAF.チャイルドシート安全ガイド.
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/protect-life/child-seat/attachment

警視庁/日本自動車連盟(JAF).チャイルドシート使用状況全国調査(2024)
https://jaf.or.jp/-/media/1/2590/2610/2639/2653/4309/crsdata_2024.pdf?la=ja-JP

三井住友海上.ソナエルラボ.
https://www.ms-ins.com/labo/higoro/article/20231102.html

子どもの発熱 どう対応する? 子どもの発熱と解熱剤のしくみ  たちばな台クリニック小児科 秋谷 進

子どもの突然の発熱は、とても心配なことです。
しかし、発熱は体がウイルスや細菌と戦っている重要なサインでもあります。

この記事では、発熱のメカニズム、解熱剤について、小児科医の立場から分かりやすく解説します。

 

■発熱のしくみ

①体が熱を出す仕組み

ウイルスや細菌といった小さな敵が体の中に侵入すると、白血球などの免疫細胞が感知し、「サイトカイン」を放出するようになります。サイトカインが血液の流れに乗って脳に運ばれると、情報伝達物質「プロスタグランジン」が作られます。

このプロスタグランジンが、脳の体温をコントロールしている「体温調節中枢(視床下部)」に働きかけ、体温を上昇させるよう指令が発せられるのです。

②生体防御反応としての発熱
発熱は、体を守るための重要な「生体防御反応」の一つです。体温が上昇することにより、多くのウイルスや細菌は増殖しにくくなります。例えば、インフルエンザウイルスなども、高い熱には弱いのです。

体温が上昇すると、私たちの免疫システムで働く白血球などの免疫細胞がより活発に、そして効率的に病原体と戦えるようになります。熱を出すことで、体は病気を早く治そうと頑張っているのです。

 

■子どもの解熱剤、大人とどう違うの?~安全な解熱剤の選び方~

発熱した子どもに処方される解熱剤は、主に「アセトアミノフェン」という成分のものです。アセトアミノフェンが熱を下げる詳しい仕組みは、まだ完全には分かっていません。しかし、アセトアミノフェンが脳の体温調節中枢に作用し、血管を広げて体の外へ熱を逃がしやすくして体温を下げると考えられています。大人が熱や痛みでよく使うロキソプロフェン(商品名:ロキソニン®など)や、ジクロフェナクナトリウム(商品名:ボルタレン®など)といった解熱鎮痛薬は、「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)」という種類です。NSAIDsは、体温を上げる原因物質であるプロスタグランジンが作られるのを抑えることで熱を下げます。しかし、1999、2000年の厚生科学研究で、子ども、特にインフルエンザなどの特定のウイルス感染症にかかっている場合にNSAIDsを使用すると、死亡率が高くなることが報告されました。そのため、日本小児科学会からも「インフルエンザの際にはアセトアミノフェンが適切であり、NSAIDsの使用は慎重にすべき」という提言が発出され、原則として子どもには使用しません。

熱があっても比較的元気で、水分も取れて眠れているなら、急いで使う必要はありません。一般的には38.5℃以上で、子どもがつらそうにしている場合が使用を考える目安です。

 

詳しくは以下を参照してください。

秋谷進.東京報道新聞.子どもの発熱 どう対応する?発熱と解熱剤の正しい知識と理解.

子どもの発熱 どう対応する?発熱と解熱剤の正しい知識と理解 – 東京報道新聞

 

 2025.08.13  たちばな台クリニック小児科 秋谷 進

2025年4月から定期接種になった 帯状疱疹ワクチン      たちばな台クリニック小児科 秋谷 進

 

2025年4月、「帯状疱疹後神経痛(PHN)」などつらい痛みを引き起こす帯状疱疹のワクチンが、65歳以上の方などを対象に予防接種法に基づく「定期接種」となりました。帯状疱疹ワクチンの定期接種は、痛みや後遺症から自分を守る重要な手段です。

皆さんも対象年齢に達した際は、居住自治体のホームページを確認したり、保健所に問い合わせたりして、正確な情報を確認してください。なお、万が一の健康被害に備えて、国による救済制度も整備されています。安心して接種を検討していただけます。

 

 

2025年7月29日 たちばな台クリニック小児科 秋谷 進

 

*詳しくは、秋谷進.AllAbout.2025年4月定期接種化! 帯状疱疹ワクチンの必須知識:種類・費用・後遺症リスクを徹底解説.

https://allabout.co.jp/gm/gc/512399/

2025年4月定期接種化! 帯状疱疹ワクチンの必須知識:種類・費用・後遺症リスクを徹底解説 [医療情報・ニュース] All About

;