横浜市青葉区 循環器内科 小児科 皮膚科 禁煙外来 睡眠時無呼吸症候群 地域医療を支えるクリニックです

MENU

たちばな台日記 〜スタッフブログ〜

2018年01月

健康教室レポート ~よくわかる糖尿病のはなし~

第14回たちばな台クリニック健康教室レポート

 

「よくわかる糖尿病のはなし」~危険の始まり血糖値スパイクとは?~

 

 

 

12月25日(月)本日はクリスマスです。昨日は、ケーキを食べた方も多いのではないでしょうか。テーマは、「よくわかる糖尿病のはなし」です。甘い物を食べた翌日に糖尿病の話?と思う方もいるかもしれませんが、あえてこのテーマを選んだ講師の山嵜継敬院長です。

糖尿病は、以前も取り上げましたが、今回は「危険の始まり血糖値スパイクとは?」と聞き慣れないサブタイトルとなっていますね。

 

血糖値とは血液中を流れる糖分の量を示すもので、一般的な健康診断の検査項目にも入っています。これが一定値より高い状態が続くと糖尿病と診断されます。糖尿病は、さまざまな合併症が起こりやすく、動脈硬化が進行し心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすリスクが高まります。糖尿病治療のポイントは、合併症を引き起こさないようにすることが重要です。

 

ところが健康診断にて血糖値が正常と言われているにもかかわらず、食後の短時間だけ血糖値が急上昇するという現象が起きていることがわってきました。それが“血糖値スパイク”(食後高血糖)です。血糖値スパイクは食後の血糖値が140mg/dlを超えて上昇する状態を指します。厄介なことに普段受ける健康診断では空腹時の血糖値を調べるため、なかなか見つけられません。かくれ糖尿病とも言われます。

血糖値スパイクになると糖尿病患者と同様に動脈硬化が進行するため心血管疾患などが起こりやすくなります。死亡率は3倍にもなるそうです。(空腹時高血糖の方は2倍)

 

血糖値スパイクをみつけるには、ブドウ糖負荷試験などの検査が紹介されましたが、診察時に採血を予定している方は1~2時間前に食事を摂ってから測ったり、過去1~2ヵ月の血糖平均値であるヘモグロビンA1cの値に注目してみるのもいいでしょう。ただし、主治医の先生によく相談して下さいね。

 

では、どうすれば血糖値スパイクを解消できるのでしょうか?それは、食生活の改善と運動療法です。

山嵜先生から“ベジファースト”の紹介がありました。2017年流行語の○○ファーストですね。

これは食事の際、野菜から先に食べる事を言います。具体的には、食物繊維が多く含まれている野菜、キノコ類、海藻類を食べてから、肉や魚、最後にご飯など炭水化物(糖質)、といった順番で食べる食事療法です。どのようなメリットがあるかと言うと、糖質の吸収を抑える野菜を先に食べると、食物繊維の効果で血糖値の急激な上昇を抑える働きがあるからです。先にサラダを食べましょう。といってもマカロニサラダやポテトサラダでは、効果はあまり望めませんね。

 

運動には、血糖値を下げたり、インスリンの働きを改善するなど様々な効果が期待できます。有酸素運動が効果的ですが、無理な負荷はかえって怪我や体調を崩したりする恐れがあるので、無理せず日常生活に少しずつ取り入れるといいでしょう。

 

食事も運動も無理なく楽しく取り組めるといいですね。

 

お雑煮MAP完成しました

管理栄養士の南です。

1月も気づけば中旬になりましたが、今年もよろしくお願い申し上げます。

管理栄養士からの新年最初のブログ発信はお雑煮よりスタートさせていただきます。

 

12月の健康教室にお越しいただいた皆様へはご案内させていただき、またご協力いただきましたが、この度「たちばな台クリニックお雑煮MAP」作成を企画させていただきました。

 

「お雑煮」は地域によってお餅の形や味つけ、使用する食材が多岐にわたります。

関東では四角餅、関西では丸餅が多く使われるようですが、実際たちばな台クリニック周辺にお住いの皆様や、クリニックで働くスタッフの家庭ではどんなお雑煮が食されているのかと興味をもち、今回この企画を考えさせていただきました。

 

健康教室にお越しいただいた皆様へアンケートのご協力をお願いし、25名のお雑煮情報を得ることができました。ご協力いただきました皆様、ありがとうございます!

お雑煮マップのサムネイル

 

 

地域の皆様と、スタッフの情報を合わせてひとつのものを作りあげられたことに自己満足です。

 

お雑煮MAPは院内1階および2階へ掲示させていただいておりますので、ご覧になった折には「見たよ!」とお声かけいただけると嬉しいです。

 

不安や心配な気持ちで通院される方も多くいらっしゃると思いますが、少しでも不安が和らぎ安心して医療を受けることができるように繋ぐことが管理栄養士である私の使命であると感じています。生活習慣病をはじめとする食事療法に関わらせていただくことが多いですが、言葉のとおり「生活習慣」についてお話を聞かせていただく職種として、安心して話せる関係が築けるよう日々取り組んでまいります。

 

そのひとつとして、楽しい企画も考えていきたいと思います。お雑煮MAPに続く第二弾の企画の案を募集いたします。ご意見お待ちしております!

 

看護部勉強会 スキンケア

こんにちは総師長の箱田です。

 

クリニック看護部では定期的な勉強会を行っています。

今回はスキンケア(皮膚のお手入れ)についてです。

実際にローションを使用して保湿や水を弾く事を体験しました。

 

こちらが、使用後です!

 

 

若いころのように水が玉のように弾いています(笑)

 

私達看護師にとって患者様の皮膚の観察はとても重要です。

病気を伴って入院する患者様の皮膚は加齢、ストレス、栄養障害、排泄物刺激などにさらされている事が多く、特にダメージを受けやすい脆弱な皮膚への関与は最も重要視しなければなりません。

 

近年では皮膚の生理機能を保つための製品や低刺激の繊維、テープ材料などの登場により我々看護師も皮膚の管理方法について日々の見直しが必要となっています。

実際に使用する際は臨床上での使いやすさやコスト面、保険請求などの高いハードルを乗り越える必要性がありますが。 少しでも便利で患者様にとってメリットがある製品が沢山普及して行く事が必要と思います。

明けまして おめでとうございます。

新年 あけましておめでとうございます。
皆様にとって、よりよい年になりますよう、
お祈り申し上げます。

クリニックは本日、1月4日より診療開始しております。

 

クリニック1階も、正月飾りや鏡餅、立派な梅の盆栽を飾り、お正月らしい雰囲気になりました。
ご来院の際には是非、見つけてみてくださいね。

 

たちばな台クリニック 医事課

今年最後の患者カンファレンス

こんにちは総師長の箱田です。 今年も残すところわずかとなりました。毎年思いますが1年が経つのは早いですね。 先日まで半袖で過ごしていたと思ったのですが現在は防寒着で通勤しております。 寒い・寒いです。(>_<)

 

さてクリニックでは今年最後の患者カンファレンスを行いました。

 

カンファレンスとは

入院中の患者様の治療方針と経過、治療上の問題や看護上の問題点、その他、今後必要となる社会資源の活用などを議論する会議です。

 

この会にはクリニック全職種と在宅医療に関連した関係者が参加し、患者様にとって

最善な医療の方向性を決定していく重要な会議となります。

 

定期カンファレンスは約2年前より様々な職種を集めて行う事を目標に開始し、12月25日は今年の最後で72目を迎えました。

 

開始当初は師長と管理栄養士で始めたカンファレンスでしたが、山嵜院長の協力もあって現在では検査 薬剤 居宅支援(ケアマネージャー)の他 訪問看護ステーション、地域連携の方にも参加頂けるカンファレンスに成長致しました。

今日まで休む事なく続けてきた甲斐もあり現在は近隣の連携施設の医師、看護師 ケアマネージャーとも転院に向けた合同カンファレンスを行うまでに発展いたしました。 (本当に凄い事だと思います。!(^^)!)

 

カンファレンスは患者情報を的確にまとめる事が必要となります。各部署より患者の経過や検査結果、看護上の問題や検討事項、社会資源活用への申請状況、ご家族の支援上の問題などが提出されています。

 

このような情報を継続的にまとめて行く事も患者様に必要な事とはいえ大変な作業となります。 職員の協力と熱い想いがあっての事です(本当にありがとう !(^^)!)

またカンファレンスを通じてクリニックのチーム医療が成長してきた事、カンファレンスを取り仕切ってきた川上師長のご尽力に感謝いたします。

 

来年も内容の充実と連携の拡大に向けてカンファレンスを充実させて行こうと思います。

以上

 

 

忘年会

総師長の箱田です

 

先日クリニックの忘年会を行いました。 沢山の職員が参加し、大変盛り上がった忘年会となりました。

小さなクリニックなので日常的に会わない方はいないのですが、業務から一歩離れて美味しいお酒と食事で普段では話せない事も話せたりして交流を深める事ができました。

 

昨年度より恒例となりました豪華賞品の抽選会です。 管理者の方々には事前に豪華賞品を準備頂きました。 (本当にありがとうございます)

抽選会がスタートします。 何か院長が色々と仕込んでいるようです。 すると

プロジェクター画面に豪華賞品の自作紹介が始まります。「凝った事が本当に好きな様です。」

院長のマイクパフォーマンスの始まりです。 (忘年会でもよく働きます。!(^^)!)

職員と賞品の特徴をよくとらえてとにかく楽しい抽選会が続いていきます。

 

そして総師長賞、昨年は私が当日に釣った魚:太刀魚を提供いたしました。 釣った魚を見る機会も少ない事もあり今年も要望を頂いたので・・「釣った魚もらえる券」を用意させて頂きました。

見事この券を手にしたのが栄養課のMさん(Mさん何かイヤな予感がしてましたよ)。

おめでとうございます。今年こそはマグロ釣らないとね。期待してください!

総師長賞釣ったお魚もらえる券のサムネイル

Mです。福袋!いやな予感しかしません…。中身は案の定、「ティッシュ、ボールペン、卓上カレンダー、修正テープ。粗品です」。 これで終わりか…と凹んでいると、一枚の紙が!「釣ったお魚 もらえる券」ゲットしました! まぐろ、楽しみにしています。  そして、粗品には続きが…。クリスマスのラッピングだったので、翌朝子どもが「サンタさんが来た!」と目を輝かせながら袋を開けていました。笑

 

抽選会も終盤となり院長賞を迎えると画面に某有名サッカー選手が映ります。 会場がザワザワ・・もしかして・・・腹筋が自動で鍛え得られるマシーン映像が流れます。

(笑)(笑)   「うちの旦那に欲しい」と院長も「僕もほしいです!」(笑)

誰もが期待して当選番号を待ちました。 当選者が発表され大きな(笑)が起こりました。

ぴったりです。 頑張って来年の忘年会には6個に割れたお腹を披露して頂きましょう。

 

そして最後の抽選は管理者賞(某有名ホテルのペア食事券)です。 まだ何もあたっていない方々の最後のチャンスです。 あたる前からドレスコードの心配をしたりと様々でしたが当選したのは、なんとホテル名と同じ名前の方に・・・「これも何かの奇跡でしょう。」

 

そんなこんなで今年の忘年会も楽しく行う事が出来ました。 今年も色々な事がありました。 うまくいく事、いかない事と様々です。 でも振り返ってみれば今年も少しではありますが成長した事を実感できます。 それもここにいる職員の支えがあっての事です。 来年も今年以上に頑張ってよい年にしましょう。

 

以上

;