横浜市青葉区 循環器内科 小児科 皮膚科 禁煙外来 睡眠時無呼吸症候群 地域医療を支えるクリニックです

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たちばな台日記 〜スタッフブログ〜

2025年04月

~たちばな台クリニック小児科より~ 

2025年3月から当院小児科に常勤の秋谷 進先生が着任されており、小児科の診療可能日時が拡大しております。

風邪症状や発熱、乳児健診、予防接種はもちろん、神経発達症などの発達相談まで優しく丁寧に診療いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください

 

 

3月25日には昭和医科大学藤が丘病院に伺い、こどもセンター長 小児科の神谷先生に御挨拶させていただきました。神谷先生とのお話の中では小児診療における昭和医科大学藤が丘病院との病診連携について、ご対応いただける検査内容や入院相談の詳細について、具体的に話し合う事が出来ました。

 

写真撮影にもご快諾頂きました。お時間を頂きましてありがとうございました。

 

(左:昭和医科大学藤が丘病院 こどもセンター小児科 診療科長 神谷太郎先生 右:たちばな台クリニック 秋谷先生)

 

地域の皆様へ質の高い医療を提供すべく、近隣医療機関と協力し合いながら診療に取り組んで参ります。

子どもの近視は1日1時間のスクリーンタイムでも進む可能性  スクリーンタイムと近視の関係

 パソコン、スマートフォンやタブレット端末が広く普及し、子どもの頃からこれらのデジタルスクリーンを見ているという人が多くなっています。そんな時代に気になるのが「近視」です。
スクリーンを長く見ていると近視になるというイメージは皆さんお持ちだと思いますが、実際にデジタルスクリーンを見ている時間と近視の関係についてよく知っているという人はなかなかいないかもしれません。
 今回はデジタルスクリーンの使用時間と近視の関係について調べた研究をまとめた論文について紹介します。

タイトル: Ahnul Ha ,Yun Jeong Lee,Marvin Lee,et al.Digital Screen Time and Myopia: A Systematic Review and Dose-Response Meta-Analysis.JAMA Netw Open. 2025 Feb 3;8(2):e2460026. doi: 10.1001/jamanetworkopen.2024.60026.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39982728/
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11846013/

 ソウル国立大校医学部眼科学のYoung Kook Kim氏らは1日当たりのスクリーンタイムが1時間増えるごとに近視になるリスクが高まり、近視になる傾向が21%上昇する可能性を報告しました。詳細は「JAMA Network Open」2025年2月21日に掲載されました。

■研究の方法
 この研究はこれまでに行われた、デジタルスクリーン使用時間と近視リスクの関係についての研究論文を集めてそれらを解析する手法で行われました。対象はデジタルスクリーン機器(スマートフォン、タブレット、ゲーム機、コンピュータ、テレビ)の使用時間と近視関連の関係を調査した一次研究の論文が選ばれました。

■研究の結果
 対象になった論文の数は45でした。それらの研究の対象者を合わせた3,355,241人が解析の対象となりました。(平均年齢9.3±4.3歳)
解析したところ以下のことが判明しました。
 1日にデジタルスクリーンの使用時間が1時間増えるごとに近視のリスクは上昇しました。しかし、1日1時間までのスクリーン時間では近視との関連は見られませんでした。
 つまりデジタルスクリーンの使用時間1時間以下では近視のリスクにはならず、それ以上になると1時間増えるごとに近視のリスクが明らかに上昇するということがわかったのです。
 子どもの近視を予防するためには可能であれば画面を見る時間は1日1時間以内にしましょう。どうしても1時間を超えてしまうという場合でもできるだけ短くすれば近視のリスクを下げることができます。

■小児科医から
 今回はデジタルスクリーンの利用時間と近視リスクの関係についての研究を紹介しました。研究結果をみると「ゲームは1日1時間」は科学的に根拠のある理論なのかもしれません。
 しかし、タブレット端末が配布され、書き取りの宿題等がタブレット提出の学校もあります。子どもの頃からさまざまなデジタルスクリーンを使用しないといけない時代ですから、必要のない時にはできる限り使用せずに過ごすようにしましょう。


2025年4月8日
たちばな台クリニック小児科 秋谷    進         

~ たちばな台クリニック小児科 秋谷 進先生が着任されました ~ 

院長の山嵜です

 

2025年3月から当院小児科に常勤の秋谷 進先生が着任されました。

秋谷先生はこれまで東京西徳洲会病院に勤務されており、たくさんのお子様の診療をされていらっしゃいました。

今回青葉区の地域医療に貢献したいとのお話をいただき、ご縁があってたちばな台クリニックで一緒に働いて下さることになりました。

 

 

 

早速3月19日には横浜旭中央病院地域連携室に御挨拶させていただき、小児科診療の実際や今後の病診連携などにつきゆっくりとお話することが出来ました。

お時間を頂きましてありがとうございました。

 

(左:旭中央病院職員  右:たちばな台クリニック 秋谷先生)

 

風邪症状や発熱、乳児検診、予防接種はもちろん、てんかんなどの難しい病気まで優しく丁寧に診療いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください

明けましておめでとうございます!

院長の山嵜です

昨年中は皆様に助けて頂き、たちばな台クリニックも良い一年を送ることが出来ました。心より感謝申し上げます。

今年は災害もなく、平和な一年になることを祈念しております。

 

今年は3月1日から新たに小児科の先生が着任されます!

これまで以上に地域の皆様のお役に立てるよう、スタッフ一同日々精進していく所存でございます。

 

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

第40回たちばな台健康教室 「知るからはじめる! 認知症の予防と治療」を開催しました Vol.1

2024年12月26日(木)第40回たちばな台健康教室 「知るからはじめる! 認知症の予防と治療」を開催いたしました!

 

近年メディアでは新たな認知症治療薬の話題で盛り上がっています

しかし認知症についてはなかなかその病態を理解している方は少なく、また治療薬の適応や有効性についての詳細は報道されていないのが現状です。

そこで今回は認知症の基本から、予防、そして治療までのお話をさせて頂きました。

 

1.認知症とは何か? MCIとは何か?

 

日本には現在約1,000万人の認知症やMCIの方が存在します。

今後さらなる高齢化社会の中で、その割合は増加の一途をたどっていくことが予測されています。

 

 

高齢化社会において平均寿命と健康寿命の差の大きさが大きな問題となっています。

 

 

平均寿命と健康寿命の差は誰かの手を借りなければ生活が成り立たない期間と考えられますが、その介護の最大の原因となっているのが「認知症」です。

 

 

このような現状を理解するためにも、私たちは認知症について学ぶことが重要と考えられます。

次回のたちばな台日記では「アルツハイマー病」についてお届けしたいと思います。

 

ARNIランチタイムセミナーで講演させていただきました!

皆さんこんにちは院長の山嵜です。

 

今日は永田町のスタジオから、「血圧管理の重要性と薬剤治療戦略」についてのWEB講演をさせていただきました。

 

 

 

 

お昼の時間帯にもかかわらず1万人を超える先生方が御聴講くださいました

 

本当にありがとうございました!!

 

これからいよいよ冬本番❄️血圧がピークを迎える季節です

 

この季節にぜひ家庭血圧管理を見直してみてください😌
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