横浜市青葉区 循環器内科 小児科 皮膚科 禁煙外来 睡眠時無呼吸症候群 地域医療を支えるクリニックです

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たちばな台日記 〜スタッフブログ〜

学会・研究会

脳心血管イベント予防から降圧療法を考える

横濱もえぎ野クリニックの泉山先生に座長をおつとめ頂き、『脳心血管イベント予防から降圧療法を考える』と言うテーマで交感神経活動抑制とナトリウム排泄促進を考慮した降圧治療についてお話しをさせていただきました。

 

 

脳血管疾患と心血管疾患、どちらも高血圧と非常に深い関係があります。

高血圧がなければ脳卒中死亡の52%を予防できるという報告もあります。

塩分制限と体重管理、まずは生活習慣から見直してみてはいかがでしょうか?

医歯連携健康セミナー

9月10日はいつも大変お世話になっているみどり小児歯科院長の和気裕之先生からお招きを頂き、医歯連携健康セミナーに参加させていただきました。

貴重な日曜日の猛暑の中にも関わらず地域の皆様60名以上の方にご参加いただきました。

 

私からは糖尿病の原因から最新の治療まで、またみどり小児歯科副院長の和気創先生からは歯周病と糖尿病の関係についてをテーマとした講演をお届けいたしました。

歯周病の怖さや早期治療の重要性について大変分かりやすくお話しいただき、今日から歯周病ケアしっかりやらなければという気持ちを強く持ちました

このような医歯連携が地域で出来ることは本当に心強く、恵まれた場所で診療させてもらっているなーと改めて実感しました。

皆さんも是非定期的な歯科受診を!

エンレスト National Symposium in Kobe

9月3日(日) ホテルオークラ神戸で開催されましたnational symposiumで高血圧に関する講演をさせていただきました。

 

 

 

 

全国からなんと約700名近くの専門の先生方にご参加いただきました!

(Webでは数千人の先生方にご聴講いただいたとのことです)

 

 

これだけたくさんの先生方の前でお話をするのは少し緊張いたしましたが、とても真剣な眼差しでご聴講頂き、また実臨床に関連したご質問も頂戴し大変貴重な経験になりました。

 

 

神戸までお招き頂き、このような貴重な機会を頂いたことに心より感謝申し上げます。

青葉区の災害医療体制について

7月21日在宅医療連携拠点主催 青葉区災害研修で「青葉区の災害医療体制について ~その時あなたはどう行動する~」というテーマで講演をさせていただきました。

 

青葉区には41ヶ所の防災拠点があり、うち12ヶ所が定点診療拠点に定められています。

定点診療拠点では
地域住民の方、行政、医療従事者が協力し

1 傷病者のトリアージ
2 軽症者の診療
3 中等症/重症者の診療と搬送までの観察
4 近辺の防災拠点への巡回診療

などを行います。

講演ではその具体的内容や、感染対策を踏まえた防災拠点の実際、青葉区の災害時拠点病院や協力病院などのお話をしました。

災害が起こらないに越したことはありませんが、いつ何時大震災が起きてもおかしくない今、自分達の住んでいる青葉区の災害体制を理解し、いざという時の心構えを作っておくことが重要かもしれません

動脈硬化性疾患予防ガイドラインと脂質異常症

7月20日昭和大学藤が丘病院内科(糖尿病 代謝 内分泌)教授 長坂昌一郎先生のご講演で座長を勤めさせていただきました。

先生からは昨年改訂されました「動脈硬化疾患予防ガイドライン2022」を中心に脂質異常症に関するたくさんのお話をいただきました。

 

 

 

・これまで主に空腹時に評価していた中性脂肪の基準値に、随時中性脂肪175mg/dlが加わったこと。
・強力な中性脂肪低下作用を有するペマフィブラートの効果について。
・そして300人に1人と言われている家族性高コレステロール血症(FH)について。

FHで重要なのは累積LDLコレステロール値であり、診断かつけばなるべく早期からの低下療法を行うべき。LDLコレステロール180mg/dl以上では積極的に診断を行うべきだということ。
最近は保険診療で遺伝子診断が出来るようになったため、確定診断がつきやすくなったことなど、非常に勉強になるお話ばかりでした。

長坂先生ありがとうございました。

心臓リハビリテーション学会が開催されました

7月16日心臓リハビリテーション学会に参加してまいりました。

 

 

 

快晴過ぎるお天気の中、みなとみらいのパシフィコ横浜での開催です。
心臓リハビリテーションは医師、理学療法士、看護士、栄養士と他職種ではじめて成り立つ治療になります。
クリニックでは心肺運動負荷試験などは出来ませんが、心不全患者様に適切な生活指導を行うことも立派な心臓リハビリテーションと考えています。

 

会場では富山大学時代に診療を共にしていた能登先生とも会うことが出来ました。
みんなそれぞれの道で頑張っています!!

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