横浜市青葉区 循環器内科 小児科 皮膚科 禁煙外来 睡眠時無呼吸症候群 地域医療を支えるクリニックです

MENU

たちばな台日記 〜スタッフブログ〜

院長より

青葉区民マラソンにドクターランナーで参加いたしました!

11月26日(日)青葉区の大イベント「青葉区民マラソン」が開催され、ドクターランナーとして参加してまいりました。

 

あいにく小雨のぱらつく極寒の中でのマラソンとなりましたが、幸い救急車を要する急変患者も出ず、大盛況の大会となりました。

 

 

 

 

一緒に走った医師会の先生方ともたくさんお話をすることが出来、また沿道から本当にたくさんの声援をもらい、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました!

 

ランニングっていいですね!!

 

心不全・高血圧におけるエンレストの適正使用について考える

院長の山嵜です。

 

11月24日(金) 浅草ビューホテルにお招きいただき

「Stage Aから始める心不全診療」というテーマで講演させて頂きました。

 

ちなみに本講演会の座長はなんと富山大学時代の同級生である、あやせ循環器クリニック所長の多田博子先生でした(久しぶりの再会で盛り上がりました)!

 

わが国における年間の新規心不全発症者数は約30万人ともいわれ、現代はまさに心不全パンデミックの時代と言っても過言ではありません。

 

心収縮能の低下した心不全HFrEFに対しては新たな薬剤が次々に登場し、SGLT2阻害薬 ARNI β遮断薬 MRAの4剤を軸とした治療の有効性が多く示されております。

 

一方心収縮能の保持された心不全HFpEFではこれまで体液貯留を認める患者に対する利尿薬以外には推奨される薬物治療はありませんでした。

近年DELIVER試験やEMPEROR-Preserved試験などでSGLT2阻害薬の有効性が示され、またARNIもPARAGON-HF試験で適正な患者を選択する事でその可能性を示すなどHFpEFに対する治療も変革を迎えています。

 

しかしそれでも心不全を発症してしまったStage Cと予備軍であるStage A, Bとの間には大きな予後の差が存在します。

 

私たち開業医の使命としてはStage C心不全の治療はもちろん、Stage A,BをどれだけCに進行させないかという事を考えながら日々治療を行っていく必要があります。

 

「高血圧は最大の心血管リスク因子である」

 

理想的な血圧治療は何か?

ただ血圧を下げるだけであればどんどん薬剤を増やせば良いでしょう。ただしそれは医師の治療ではありません。

 

患者様の病態を考え、どの降圧薬を選択するべきか、降圧目標をどこに置くべきか、血圧を下げることで何が期待できるのか、そこまで考えて治療を行う事が医師の役割と言えるのではないでしょうか。

カテーテルアブレーション関連秋季大会に参加しました

福岡国際会議場で開催されました「アブレーション関連秋季大会」に参加して参りました。

 

 

福岡はあいにく風も強く極寒でしたが、熱い発表やディスカッションの中とても多くのことを学ぶ事が出来ました。

 

ホテルのすぐ近くに博多祇園山笠のお祭りで有名な櫛田神社⛩️があり、せっかくですのでおみくじを

 

 

 

「吉 ~願望: 人の助によって成就すべし~」

これからも皆さまの助けを借りながら一歩ずつ進んでいけたらと思います。

高尿酸血症治療について富山で講演致しました

11月2日、第2のふるさと富山県の講演会にお招きいただきました!

今回は尿酸についてのお話をさせていただきましたが、研修医時代、いや学生時代の自分を知っている先生方を前にして、じっとりとした汗をかきながらの講演になりました(笑)

 

座長は大学のバレー部時代の後輩 傍島先生につとめて頂き、それもまた感慨深いものがありました。

 

 

お忙しい中たくさんの先生方にご参加いただき、まるで同窓会のような講演会になりました、ありがとうございました。

これだけたくさんの先生方に育てていただいたんだなと、改めて実感した貴重な富山ツアーでした。

 

昭和大学藤が丘病院災害対策訓練に参加しました

昭和大学藤が丘病院で災害対策訓練が開催されました。

トリアージ訓練を含めた本格開催は4年ぶりで、約300人の医療従事者が参加する大きな訓練となりました。

 

  

 

  

 

青葉区医師会災害対策担当として参加させていただきましたが、やはり災害本番に備えるにはリアルで訓練を重ねるしかないなと、改めて実感いたしました

参加された皆さまお疲れさまでした!

脳心血管イベント予防から降圧療法を考える

横濱もえぎ野クリニックの泉山先生に座長をおつとめ頂き、『脳心血管イベント予防から降圧療法を考える』と言うテーマで交感神経活動抑制とナトリウム排泄促進を考慮した降圧治療についてお話しをさせていただきました。

 

 

脳血管疾患と心血管疾患、どちらも高血圧と非常に深い関係があります。

高血圧がなければ脳卒中死亡の52%を予防できるという報告もあります。

塩分制限と体重管理、まずは生活習慣から見直してみてはいかがでしょうか?

;