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たちばな台日記 〜スタッフブログ〜

抗菌薬が腸内環境を変える影響は8年におよぶ可能性               青葉区 青葉台駅   たちばな台クリニック小児科 秋谷 進  乳幼児健診 5歳児健診 予防接種 発達相談 小児神経 児童精神科 子どもの心診療

 

2026年3月に『Nature Medicine』誌に掲載された、スウェーデン・ウプサラ大学のGabriel Baldanzi氏らの研究チームの報告では、抗菌薬の使用が、腸内環境に8年におよんでいる可能性が示されました。

「抗菌薬の効果は短期間、腸内細菌叢はすぐに元に戻る」というこれまでのイメージを、大きく揺さぶる結果と言えます。

 

抗菌薬は命を救うために極めて重要な薬です。しかし同時に、私たちの健康を守ってくれている腸内の「良い菌」にもダメージを与えてしまうことが以前から知られていました。これまでの研究でも抗菌薬の短期的な影響は分かっていましたが、「一体いつまで続くのか」という長期的な影響について、集団ベースの大規模な調査は実施されていませんでした。そこで今回、長期間にわたる腸内環境の変化を解明する目的で研究が行われました。

 

医師は抗菌薬を使用する際、症状や重症度、年齢、基礎疾患、どの臓器のどんな細菌が疑われるかなどを総合して、「この人には今、抗菌薬を使うメリットが大きいか」を考えています。

大切なのは、医師の正しい診断のもとで「必要な時に、適切な種類の抗菌薬を、必要な期間だけ使う」抗菌薬の適正使用です。自分自身や子どもの未来の健康を守るためにも、抗菌薬のことで疑問や不安があれば、医師に相談する必要がありますね。

2026.07.19 たちばな台クリニック小児科 秋谷 進

秋谷進.東京報道新聞.「抗生物質(抗菌薬)」使用は逆効果?腸内環境に8年およぶ影響.

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