2026年09月
子どもの近視予防 週14時間以上の屋外時間で、近視になるリスクが約3分の1減る 青葉区 青葉台駅 たちばな台クリニック小児科 秋谷 進 乳幼児健診 5歳児健診 予防接種 発達相談 小児神経 児童精神科 子どもの心診療
現在、裸眼視力1.0未満の中学生が60.93%(令和5年度学校保健統計)に達しているとされており、また日本の2025年における大規模な調査報告でも、近視の有病率は、6歳で19.4%であったものが、9歳で50.4%へと急増し、14歳では83.2%にまで達することが分かっています。

無断転載禁止 ©AKITANI METAL 2026.09.01 たちばな台クリニック小児科 秋谷進
近視が進行し、「強度近視」と呼ばれる状態になると、眼球の奥行き(眼軸長)が異常に伸びてしまいます。
すると、眼の奥の組織が物理的に引き伸ばされ、将来的に網膜剥離や緑内障、近視性黄斑症といった深刻な眼疾患のリスクが高まることがわかっています。
子ども時代の近視進行をいかに緩やかにするかが、生涯にわたる目の健康を左右するのです。これが小児眼科領域のトピックスです。
近視予防には、以下の2つが
1.定期的に眼の休ませる「20-20-20ルール」
距離の次は時間。長時間の連続した近見作業は眼に過度な負担をかけます。世界的に推奨されているのが「20-20-20ルール」というものです。
20分の近見作業ごとに、20フィート(約6メートル)以上離れたものを、20秒間見つめて眼を休めるというルールになります。
ぜひ授業でタブレットを連続使用する際は、20〜30分おきに「一度画面から目を離して、窓の外の景色や黒板を見てみよう」といった小休止(アイブレイク)を意図的に組み込んでみるといいですね。
2. 屋外活動を積極的に行う
熱中症やけがなどの問題で屋外に出ること、減っていませんか?太陽光に含まれる光や、屋外の環境そのものが、近視の発症や進行を抑制することが多くの研究で示されています。
実は、1日に合計2時間以上、週に5回以上の屋外活動が近視にとって理想的とされ、週14時間以上の屋外時間で、近視になるリスクが約3分の1減るといった報告もあります。
近視は「予防」が大切です。しっかりと子どもの近視について予防しましょう。
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