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総務省消防庁の報告によると、全国で6月から9月の期間に熱中症で救急搬送された方は、2010年以降大きく増加し、特に非常に暑い夏となった2018年は92,710人、次いで2019年が66,869人、2020年が64,869人となっています。
救急搬送者には高齢者が多いものの、実は、10代も熱中症にかかりやすいことをご存じですか。
子どもは、体温調節機能がまだ未熟です。また、身長が低い分、大人よりも地面からの照り返し(輻射熱)の影響を強く受けます。ある調査では、気温30.9℃の日に大人の顔の高さが32.9℃だったのに対し、ベビーカーの高さは36.4℃に達したという結果もありました。
熱中症は正しい知識で予防できます。以下の5つの鉄則を守りましょう。
・こまめな水分・塩分補給
・適切な休憩
・服装の工夫
・食事と睡眠
・暑熱順化
のどが渇く前に飲むのが基本です。運動時は20~30分ごとにコップ半分~1杯程度の水分・塩分を補給しましょう。
環境省「熱中症予防情報サイト」にある暑さ指数(WBGT)も参考にしましょう。「警戒」レベル(WBGT25℃以上)では定期的な休息を、「危険」レベル(WBGT31℃以上)では運動は原則中止を検討してください。
衣類は、吸湿性や速乾性に優れた素材を選びましょう。屋外ではつばの広い帽子をかぶったり、日傘を使ったりして直射日光を避けることが有効です。
また、睡眠不足も大敵です。寝苦しい夜は無理せずエアコンを28℃程度に設定するなど、快適な睡眠環境を保ちましょう。

photo ACworks たちばな台クリニック小児科 秋谷進 2026.08.02
秋谷進.東京報道新聞.子どもの熱中症対策 10代に潜むリスクと正しい回復後の過ごし方.





