スマホ利用で認知症リスク約6割減? 高齢者の脳を守る「デジタル機器」の習慣 青葉区 青葉台駅 たちばな台クリニック小児科 秋谷 進 乳幼児健診 5歳児健診 予防接種 発達相談 小児神経 児童精神科 子どもの心診療
これまで、デジタル機器については「使いすぎると脳に悪いのではないか」という見方がある一方で、「うまく使えば脳への刺激になり、認知機能の維持に役立つのではないか」という考え方もあり、さまざまな議論や研究が重ねられてきました。近年は、高齢者にとってスマートフォンなどのデジタル機器が、社会とのつながりや情報収集、生活機能の維持にどう関わるのかという視点からも注目が集まっています。
今回の研究では、パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器を利用している高齢者はそうでない人と比較して認知機能が低下しにくいことが明らかになりました。経時的な認知機能低下はハザード比 HR =0.74(95%CI 0.66–0.84)と算出されました。これは、「テクノロジーを使う人は、使わない人よりも認知機能が低下するスピードが約26%遅い」ということを意味します。また、認知症や認知症レベルの障害リスクは、テクノロジー利用者は非利用者に比べて約6割減少「オッズ比 OR=0.42(95%CI 0.35–0.52)」することがわかりました。
今回の研究により、「テクノロジーを使うことは脳に悪い」というよりも、「脳の健康を保つ手助けになる」可能性が高いことが明らかになりました。確かにあまりに長い時間ずっと使っていると脳に悪い影響があることは否定できませんが、デジタル機器を使うことで様々な知識を得るのに役立ったり、予定管理をうまく行ったり、人とのつながりを増やして脳を活性化したりと様々な恩恵を得ることができるのですね。

photo ACworks 2026.08.23 たちばな台クリニック小児科 秋谷進
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